Now or Never

今でしょ!

Kind of Blue 二度目の失望

今日出張から帰ってくると、先日Amazonで注文した『Kind Of Blue: 50th Anniversary Collector's Edition』が届いていた。血圧急上昇、ハアハアしながら早速開封すると、何とボックスの角が傷んでいる。明らかに角打ちの跡。「はぁー」と脱力しつつも、とにかくアナログ盤を聴いてみることに。実はこの商品、ネットでの評判は「アナログのプレスは最悪」「アナログ盤は粗末な作り」等の品質面でのネガティブなコメントが目につく。盤を取り出してみると、6Eyesの復刻レーベルは「どうせならキッチリ再現してよ」って感じ。青のビニールも普通に黒が良かった。まあいい。レコードは音が命。ポール・チェンバースのベースでSo Whatが始まる。なーんだ、結構いい音じゃん!と喜んでいたのも束の間、Freddie Freeloaderは何周かに渡って傷によるノイズが、そして何とあろうことにBlue In Greenで針飛びだあ~!

以前に1万円ちょいで中古のオリジナル盤を買った時も、イマイチの盤質に涙がちょちょぎれたが、これは新品。ありえないでしょう!

ってな訳で早速返品。早く交換品こないかな。
交換品もこんな状態なら、豪華なブックレットは惜しいものの、今度は返品のみで交換せず、返金されたお金で程度のいい中古オリジナル盤を買うこととしよう。(懲りない奴)

ボックスの角打ち跡
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左:今回のCollector's Edition盤 右:USオリジナル盤
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左:今回のCollector's Editionジャケ 右:USオリジナルジャケ
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ブックレットは宝物かも(ビル・エヴァンスとのツーショット)
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