今日は天気が悪く先立つものもないので、家で撮り溜めた「ツール・ド・スイス」を見ながら
このようにブログなどしたためています。
さて本日連続投稿第2話は、先日終わった「ジロ・デ・イタリア」のお話です。
脱線しますが、先週参加した霞ヶ浦一周、3年前に参加した時は新品の革サドルがお尻に
馴染んでいないため、後半猛烈に「痔ろうで痛いや」状態となり、危なく「痔ろうでリタイア」と
なるところでした。。。
閑話休題。
今回の「ジロ・デ・イタリア」のサプライズ・感動シーンを紹介します。(ネタバレ注意)
■ファッサボルトロはどこ?
何とあのファッサがチーム消滅。ペタッキはミルラムに移籍。
「ファッサトレイン」は今後「ミルラムトレイン」に列車名変更!
■そのペタッキがまさか。。。
3日目に落車、そして翌日リタイア。。。
気分屋(根性なし?)の彼を、膝の皿を割りながら第3ステージのゴールまで
走らせたものは何か?(あの綺麗なカミサン?)
■仲良し森君と世良君
第12ステージ。終盤先頭を逃げるモーリとセラーは、所属チームが違うのにボトルを
やりとりするラブラブぶり。
ところが下りコーナにオーバスピードで突っ込み二人仲良く落車。
すぐにリスタートし後続グループに捕まりながらも先頭集団の中で走っていると思ったら
何とまたも二人で仲良く落車。。。 2人の間に赤い糸がはっきり見えました。
■バッソがシモーニに引導
第16ステージ、今大会2回目の登りゴール。シモーニは地元トレントで気合が伝わって
きます。
予想通り終盤2人のマッチレース。満を持してアタックをかけたバッソ、結局ゴールまで
一度も振り返ることなくシモーニを振り切って優勝。
この勝ちっぷりを見て、今後バッソがシモーニに負けることは2度とないと
確信しました。(寂)
■そしてポスト・アームストロングに
ドロミテでの第20ステージ。これまで涼しい顔をしたままトップを維持してきたバッソが
初めて見せた気合の入った厳しい顔。そして16ステージ同様に、終盤シモーニとの
マッチレースになり、最後はこれを振り切って優勝。
あの顔を見た時は、自らアームストロングの後継者であることを世界に
知らしめているんだと思いましたが、ゴールの時に懐から出して掲げた写真を見て
納得。前日生まれた子供のために頑張っていたんですね!
いい奴です。是非ロードレース界の王者になってください。
■サインツ逮捕
リバティセグロスの有名監督サインツが何とドーピング容疑で逮捕。
あの「ベンガ!ベンガ!ベンガ!」はもう聞けないのだろうか?
リバティセグロスは、結局スポンサーを降りてしまいました。
■さらばグラマーティ
ミラノ凱旋の最終ステージ、事実上優勝も既に決まったこの日、感動のシーンが
用意されていました。
いよいよ最後、ミラノでの周回コースに入り、確か10周目くらいのゴール前通過時
グラマーティがするすると集団から離れて先頭に立ち、アナウンスとともに観衆の拍手。
引退レースだったんですね。
その時、カメラがグラマーティの後ろを走る集団を映すと、何と100人を越える
大集団が皆手を上に上げてグラマーティに大きな拍手をしているじゃないですか!
思わず涙が滲んじゃいましたよ、ほんと。
今年は例年以上に話題抱負なジロでした。
ペタッキの怪我やサインツの行く末が心配ですが、何と言ってもバッソでしたね。
出来ることなら、今年のツールでアームストロングとの決戦を見たかった。。。
負ける前に土俵を去るなんて、、、ずるいし寂しいぞ、ランス!
ツールはいよいよ7月1日開幕!