湯治旅3日目
時は10時半
大間崎も一通り見て歩いたので、市街地を目指して海沿いを歩きます。
この日の道中あちこちで「私の青空ロケ地」って案内板を見かけましたが、このドラマ全然記憶にないんだよなあ~
思ったよりも早く大間港に着きました。
下風呂漁港でマグロ漁船を見ましたが、ここ大間港ではイカ釣り漁船が
ついつい、津軽海峡の向こうに見える北海道にカメラを向けてしまう。
地図を見ると、市街地はこの港からすぐのところ。
早速、目抜き通りと思しき場所に行ってみると
なるほど、こうきたか・・・
何かないかブラブラして神社を見つけました。
由緒書き
境内
ここでも北海道が写りこむ構図を狙っています。
お詣りも済ませて、、、
他に見て回るところもなさそうだし腹も減ってきたので、昼飯にします。
ネットで探すと、すぐ近くに評判のいい店がありました。
定食屋ですが、大間自慢のマグロのメニューも充実しています。
ところが・・・
出鼻を挫かれました。
他にマグロを食べられる店は意外や少なくて、あとは寿司屋が数軒です。
ならば、ここに来るときにやたらと案内板が目についた
この店に決めました。
一見強面だけど(でもないか^^;)
まあ話上手というか、話が大好きな大将でした。
そこへ、この日非番で函館からフェリーに乗って寿司を食べにやってきたという20代、函館在住、バツイチの女子が入店してきて、もう絶好調!
一期一会の出会いが楽しくて
「SNSに載せたいけど写真大丈夫?」
と訊くと、2人とも顔出しNGとのこと。
うら若きどさん娘はともかく
こうして店を構えて長いこと商売している大将も?
と謎でしたが、何でも普段は忙しくて脇目もふらずに寿司を握っているのに、くだけた表情を公開されてイメージを壊したくないらしい(笑)
(ここだけの話にしておいてください^^;)
すると、どさん娘が
「あれえ、誰かのインスタで(大将の)顔見ましたけど」
おい!
女子ならいいけど、おっさんから発信されるのは嫌ってことかよ(笑)
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こうして、寿司食って酒飲んでくっちゃべって
気が付くと、帰りに乗るつもりだったバスの発車時間を過ぎているじゃないか(驚)
慌てて次のバスの時間を調べると、1時間25分後です。
今更慌てても仕方ないんですが、あんまり長居するのも粋じゃあないんで、早めに出て大間岬まで酔い覚ましに歩いて戻ることにしました。
次のバスは大間岬13:33だったんですが、ちょっと時間を余して到着。
土産屋さんで買い物がてら念のために上りのバス停場所位置を尋ねると、
土「バス停は目の前ですよ。でも上りは4時過ぎまでバスないですよ」
赤「えっ!!」
「13:33があると思うんですけど!」
土「ああ、、それは正月とかだけの臨時便です」
絶句・・・
慌ててバスの時刻表をネットで確認すると、大間岬13:33のバスは確かに臨時便であることが判明。
次のバスは16:18でした。
まだ3時間くらいあるよ・・・
どうやって時間を潰そう?
ここも街方面ももはや観る所はなさそうだし・・
頼みのレストハウスは定休日だし・・・
のんびりコーヒーを飲める店も見当たりません。
そう言えば寿司屋の隣りの喫茶店もこんな様子だったっけ・・・
10分くらい考えて、フェリー乗り場に向かうことにしました。
フェリー乗り場なら、お茶飲む処くらいあるだろう。
またしても大間の街中へ歩いていきます。
これで1往復半。
いったい何をやっているんだろう・・・
途中、海峡を渡るフェリーが見えました。
街中を通り過ぎてしばし。
フェリー乗り場まではいくらもありません。
遠目に見えてきた時は、微かに不安を覚えました。
ポツンと一軒家(笑)
バス停の位置と時刻表を確認(大事なこと^^;)
この13:22便のトラップに引っかかったわけだ。
でも「◎」(二重丸)の説明がどこにもないぞ!
新たな犠牲者が出ないことを願う。
よく見ると、青い帯のところに
「◎印、臨時運航便(8/10ー8/19)」
と記載されているのを見落としていました。
認知能力・・・
ご指摘ありがとうございました>古鉄さん
いや、自分はネットの時刻表を見間違えただけですが(笑)
さあ
館内で寒さを凌いで、暖かいコーヒーでも飲もうと思ったんですが、、、
函館行きの便は既にこの日ありませんが(1日2便)
函館からの17:00到着便がまだあるのに・・・
もしかして、出発・到着時間帯以外はこうして店を閉めているのかな?
館の内外を見て歩きましたが
あっという間に終わる。
幸いなことにフリーWi-Fiが使えたので、自販機で缶コーヒーを買ってきてここでネット三昧
ようやく時間になりました。
絶対に乗り損なってはいけないので、到着5分前からバス停で待機。
もちろん私1人です。
ところが、バスは定刻になっても現れず「まさか」と一瞬背筋が冷たくなりましたが、2分ほど私を焦らせてから厳かに姿を現しました。
大間崎の先ではそこそこの学生が乗ってきました。
この学校の通学のための運行ダイヤみたいです。
下風呂温泉に戻って来たのはほぼ5時でした。
予定では昼過ぎに戻って、前日定休日だった「海峡の湯」で新湯を楽しむつもりでしたが、もはや足を運ぶ気にもなれなくて、宿のお湯にゆっくり浸かったらもう夕食タイムになっていました。
これって
湯治旅って言うよりも、普通の観光旅行、、、いや彼の地での徘徊ですね(笑)