Now or Never

今でしょ!

本州最北端へ

湯治旅3日目

晴れました!

窓を開けて外を見ると

北海道がそこに!

「物見遊山に来たんじゃない!」

とか豪語していましたが、この地まで来てまだ行ったことのない本州最北端に行かない手はありません。

食事を済ませて温泉に入ると、早々にバスに乗って物見遊山にGo!
向かうはもちろん大間崎です。

窓にへばりついて、津軽海峡越しに臨める北海道をひたすら凝視。
およそ50分でバスは大間崎バス停にとうちゃこ。

あー、これ見たことある!

やって来ました、本州最北端!

この通り気持ち良く晴れたんですが、この海っぺりはとんでもなく風が強くて劇寒でした。
北海道の山々がすぐそこに見えます。

三浦半島から房総半島を眺めているくらいの距離感

視界を微妙に遮るのは、沖合600m先に浮かぶ弁天島と大間崎灯台です。

すぐ傍にいくつかの碑が立ち並んでいます。

実は天童よしみさんの曲をほとんど聴いたことがなかった。

でもせっかくなんで、どんな曲だかサブスクで聴いてみようと思ったら、どうもネット配信していない模様。
仕方なく、YouTubeにアップされているアートトラックで聴いてみました。
するとたちまち、吹きすさぶ寒風の音から始まるこの曲に魅せられてしまいました。

「ああ風が風が吠えてる大間崎♪」

もしかして
こんな天気のいい日じゃなくて、冷たい雨が一日中降っていた昨日訪れた方が良かったかな・・・
なあんて、気の迷いです。

こちらは石川啄木の歌碑

そして、先の太平洋戦争で八戸港から大湊港へ物資輸送中にアメリカの艦隊機によって撃沈した「豊国丸」乗船員戦死者の忠霊碑

史実や人の思いがたっぷり詰まった海峡です。

付近には、料理店、お土産屋、民宿が数軒立ち並んでいますが、まだ時間が早いせいか開いていません。

強風を浴びながらぶらぶら歩いていると「テントサイト」って行先案内板を発見

ちょっと興味が湧いて、この先に冷やかしに行ってみると

炊事棟やトイレが併設されているキャンプ用のサイトがありました。

「大間崎テントサイト」

調べてみたら無料で使えるらしい。

本州最北端でのキャンプもオツじゃないかと思って、キャンプ仲間に写真を送ってみたんですが、相手にされませんでした(笑)

このかき氷を提供する店は、オープンしていませんでしたが冬でも営業しているのでしょうか?

観光案内板を発見

さて
昼食にはまだ時間が早いし、近辺で観るところはもうなさそうだし、風が強くて寒いし、この後どうするか風が凌げる場所で作戦を立てようと思ったんですが

「大間崎レストハウス」

 

この日は終日閉館!

あゝ無情

そんなことどこにも書いてないぞー

市街地に出れば何かあるだろうし、そのうちお腹もすくだろうと、海沿いを街に向かって歩いてみることに。

来る時、バスの中から夢中になって見ていた津軽海峡越しの北海道

この頃、既に目に馴染みつつありました。