昼食の後。
この日の午後で、北海道とお別れです。
レンタカーを予約していましたが、場所を調べたら、昼食をいただいた洋食店と同じビル内でした。
時々、こうした偶然に巡り会うものですね。
車に乗って、まず向かったのは「道の駅 流氷街道網走」
ここの裏手を流れるのは網走川。
停泊しているのは、知床観光船の「おーろら2」。
現在就役しているのは「おーろら」で、この船は今年3月に退役しているようです。
ちなみに、「おーろら」は、冬は網走流氷観光砕氷船としてこの場所に発着。
春~秋は知床観光船としてウトロ港から発着するそうです。
知床の観光船というと、あの「KAZU 1」(運行会社は「知床遊覧船」)の事故を忘れるわけにいきません。
あの事故以降、全社運行を中止していましたが、6月から再開しています。
再開にあたって策定した各社共通の運行ルール、ゆめゆめ形骸化させないことですね!
さて
網走川河口の先に目を向けると、ユニークな形の大きな岩が見えます。
変わった形に目を惹かれましたが、帰宅後に調べると、
・「帽子岩」と呼ばれているが、古くはアイヌ語で「チパ・シリ」(幣場のある場所)または「カムイ・ワタラ」(神の岩)とも呼ばれていた。
・防波堤で陸と繋がっているが、現在は立入禁止。
・3方向に銃眼が設けられたトーチカがある。
・昭和初期から現在に至るまで、この岩の沖側がケーソンドックとして使用されている。
ただの奇岩ではありませんでした。
出来ることなら見学してみたいものです。
すっかり脱線しましたが、道の駅で、
お土産を買って、3箇所に発送。
それにしても「赤いサイロ」はどこに行っても売り切れなのだ。
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辺りの観光スポットをスマホで物色し、次は網走川を渡り道76で能取岬に向かいます。
道76から岬への分岐を曲がってしばし、オホーツク海が見えてきました。
オホーツク海をバックにした一本道に痺れた!
ここを、この日限りの愛車ホンダフィットの記念撮影地点に選びました。
能取岬灯台です。
オホーツク海に突き出した断崖の上に立つ。
牧草地帯にポツンと建っている。
見渡す限り、他に何もない。
ここの眼下には、アザラシが見えることもあると案内板に書かれていたので、怖々と身を乗り出して探してみたけど捕捉できませんでした。
能取岬を後にして、再び道76を反時計回りに進みます。
すると、オホーツク海に代わって、今度は能取湖が右手に現れます。
湖を見ながら走っていると、湖畔に鳥の姿を捕捉!
ちょうど車を止めるスペースがあって急停車。(ホタテ貝殻集積所)
そこにいたのは、タンチョウでした。
茶色の雛もいます。
これで満足してしまって、能取湖の全景を写真に収めなかったのは痛恨でした(笑)
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道76からR239を左に入って、今度は網走湖を右に見ながら大曲へ。
気が付けば、網走市街はすぐそこ。
一周回って戻って来ました。
時間もなくなってきて、次に向かったのは網走刑務所。
網走に来たら刑務所だろうと、カーナビに目的地を入れて着いたところは、集合住宅地の一角。
何かおかしいと思ったら、網走川を挟んだ対岸に現在の網走刑務所がありました。
よくよく確認したところ、観光スポットとなっているのは、網走湖を見下ろす山の中腹にある「博物館網走監獄」でした。
駐車場の入口。
ちらっと見える高見張りをよく見れば、
監視されている・・・
本物の網走刑務所同様に、鏡橋(二代目のレプリカ)を渡った先に、
入場口があります。
中を覗くと、正門脇に看守が立っていました。
興味津々だったのですが、帰りの飛行機の時間を考えるとのんびりしていられません。
入場ゲートの外を一回りして、ここを後にしました。
後ろ髪を引かれつつ、R39で女満別空港へ向かいます。
途中、車の中から目に入った「メルヘンの丘」に立ち寄りました。
空港近くでレンタカーを乗り捨て。
返却した店舗からは、無料送迎サービスで空港へ。
あっという間の4日間でした。
最終日の網走。
もう少し時間があれば、湧網線の廃線跡に整備された「オホーツクサイクリングロード」で、サロマ湖まで自転車で行ってみたかった。
また訪れる機会があるでしょうか。
これにて、この旅の記録は終わりです。
お付き合いありがとうございましたm(_ _)m
6月の下旬に訪れてから1ヶ月近くかかってしまいました。
7月に入ってから仕事が立て込んだり、エキサイトブログの使い勝手がわからなかったりというのもありますが、20年ぶりの北海道旅行で、じっくりと振り返りを楽しんでいたのが一番の理由かもしれません。
さあ
これからは日常に戻って、日々の出来事を綴りたいと思います。
記録しておきたいことが溜まっているぞ~