いよいよ、この旅の目的、「MKT」こと摩周・屈斜路トレイルを歩くために、起点の摩周湖に向かいます。
心配なのは天気。
天気予報によれば、午前中から雨が降り出して、午後からはまとまった雨になるとのこと。
実はこの旅。
北根室ランチウェイの閉鎖を知った時、当初私は九州耶馬溪のポタリングを希望したのですが、カミさんが「北海道を歩いてみたい」と主張して、結局MKTウォークに倒れた経緯がありました。
その際、カミさんが強調したのが、
「梅雨時なので、九州に行けばきっと雨に降られる」
「北海道は梅雨がない。雨の心配がないから、余計な装備や降られた時の別プランも不要」
でした。
しかし、梅雨がないから雨が降らないかと言えば、そんなことはなく。
カヌーに乗っている間は何とかもったものの、塘路駅を出発する頃には降り出しました...。
・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥
塘路駅は、釧路方面行きと網走・摩周方面行きの列車交換駅となっています。
先ずは、釧路行きがやって来ました。
キハ54の単行です。
そして、我々が乗り込む網走行きも、キハ54の単行で到着。
快速「しれとこ摩周」号で、ヘッドマークも装着していますが、、、
心配なのは天気。
天気予報によれば、午前中から雨が降り出して、午後からはまとまった雨になるとのこと。
実はこの旅。
北根室ランチウェイの閉鎖を知った時、当初私は九州耶馬溪のポタリングを希望したのですが、カミさんが「北海道を歩いてみたい」と主張して、結局MKTウォークに倒れた経緯がありました。
その際、カミさんが強調したのが、
「梅雨時なので、九州に行けばきっと雨に降られる」
「北海道は梅雨がない。雨の心配がないから、余計な装備や降られた時の別プランも不要」
でした。
しかし、梅雨がないから雨が降らないかと言えば、そんなことはなく。
カヌーに乗っている間は何とかもったものの、塘路駅を出発する頃には降り出しました...。
・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥
塘路駅は、釧路方面行きと網走・摩周方面行きの列車交換駅となっています。
先ずは、釧路行きがやって来ました。
キハ54の単行です。
そして、我々が乗り込む網走行きも、キハ54の単行で到着。
快速「しれとこ摩周」号で、ヘッドマークも装着していますが、、、
普通列車と同じ車輌、
通年で通過する駅は僅か1駅、
所要時間は普通列車といくらも変わらない。
これなら、普通列車と同様の運行とした方が、利用者にはわかりやすいし、下手な間違いも起こらないのでは?
などと考えてしまいます(余計なお世話^^;)
車窓の景色をぼんやり眺めていると、およそ40分で摩周駅に到着。
雨がしっかり降っています。
発車する列車をお見送り。
駅構内
さすがは北海道。
チームナックスのポスター
網走方面は1日5本!
これから歩くエリアです。
しかし、、、
こうしてバスを待っている間も、雨は降り止むどころか、ますます強くなっていきます。
外に出ると、この通り・・・
不安しかありません。
「MKT」起点の摩周湖第一展望台行きのバスに乗り込みます。
乗客は我々2名ともう一人。
そして、終点に着いたんですが・・・
雨の中、取り急ぎ展望台から摩周湖を見てみようと
これって、ここから摩周湖が見えるってことですよね?
あきさみよ~!
湖の存在さえ確認できません。
振り返って、乗ってきたバスが止る駐車場に目を移すと、
バスしか見えない・・・
とりあえず、雨を逃れてレストハウスに入り、
お土産を物色しながら、天候の好転に期待しましたが、雨は一向にやむ気配がありません。
レストハウスのスタッフにMKTの入口を教えてもらい、この状況下で危険なく歩けるか尋ねてみたところ、
ス「降りて行けば視界もよくなりますが」
ス「他に歩いている人もいないだろうし、転んで怪我をしても助けてくれる人もいないだろから、私ならやめておきます」
おそらく、相方がいることに気付いてなくて、単独行と思っての発言と思いますが、不安が膨らんでいたところ、背中を押してもらいました。
日頃強気のカミさんも、ここまで乗ってきたバスの折り返し発車時刻にまだ間に合うので、一旦摩周駅に戻って川湯温泉駅まで鉄道を使って、歩く距離を短縮する案を出してきました。
「じゃあバスで戻ろう!」
とその時。
釧網本線のスカスカの時刻表を思い出したのでした。
スマホで確認したところ、次の網走方面行きは15:30発。
バスで戻ると、摩周駅で3時間以上待つことになります。
せっかくここまで来たんだし・・・
「よし、行こう!」
腹をくくりました。
先ほど教えていただいたMKTの入口。
駐車場の向こう側、目印のパイロンが立つ場所へ行ってみると、
「ええい、ままよ」
(続く)
通年で通過する駅は僅か1駅、
所要時間は普通列車といくらも変わらない。
これなら、普通列車と同様の運行とした方が、利用者にはわかりやすいし、下手な間違いも起こらないのでは?
などと考えてしまいます(余計なお世話^^;)
車窓の景色をぼんやり眺めていると、およそ40分で摩周駅に到着。
雨がしっかり降っています。
発車する列車をお見送り。
駅構内
さすがは北海道。
チームナックスのポスター
網走方面は1日5本!
これから歩くエリアです。
しかし、、、
こうしてバスを待っている間も、雨は降り止むどころか、ますます強くなっていきます。
外に出ると、この通り・・・
不安しかありません。
「MKT」起点の摩周湖第一展望台行きのバスに乗り込みます。
乗客は我々2名ともう一人。
そして、終点に着いたんですが・・・
雨の中、取り急ぎ展望台から摩周湖を見てみようと
これって、ここから摩周湖が見えるってことですよね?
あきさみよ~!
湖の存在さえ確認できません。
振り返って、乗ってきたバスが止る駐車場に目を移すと、
バスしか見えない・・・
とりあえず、雨を逃れてレストハウスに入り、
お土産を物色しながら、天候の好転に期待しましたが、雨は一向にやむ気配がありません。
レストハウスのスタッフにMKTの入口を教えてもらい、この状況下で危険なく歩けるか尋ねてみたところ、
ス「降りて行けば視界もよくなりますが」
ス「他に歩いている人もいないだろうし、転んで怪我をしても助けてくれる人もいないだろから、私ならやめておきます」
おそらく、相方がいることに気付いてなくて、単独行と思っての発言と思いますが、不安が膨らんでいたところ、背中を押してもらいました。
日頃強気のカミさんも、ここまで乗ってきたバスの折り返し発車時刻にまだ間に合うので、一旦摩周駅に戻って川湯温泉駅まで鉄道を使って、歩く距離を短縮する案を出してきました。
「じゃあバスで戻ろう!」
とその時。
釧網本線のスカスカの時刻表を思い出したのでした。
スマホで確認したところ、次の網走方面行きは15:30発。
バスで戻ると、摩周駅で3時間以上待つことになります。
せっかくここまで来たんだし・・・
「よし、行こう!」
腹をくくりました。
先ほど教えていただいたMKTの入口。
駐車場の向こう側、目印のパイロンが立つ場所へ行ってみると、
「ええい、ままよ」
(続く)