先々週末にポタを再開してみたのですが、どうもその後膝の調子がイマイチで、この土日は早速中止としました。
ちなみに、時間を延長して張り切っていたローラーも、先週は比較的膝の調子の良かった火曜日だけはやったものの、残りの日は様子見。
そんな簡単には回復してくれません。
そんな日曜日の朝は、行けなかったポタの代わりに、犬をお供に朝飯前の地元の散歩をのんびりと楽しんできました。
目的地は、あの森の中に。
上白根稲荷社
「稻荷社 除地、三段、村の西の方にあり、上屋一間半四方、巽向なり、鳥居をたつ」
(新編武藏風土記稿卷之八十二 都筑郡之二 神奈川領より)
ここ↑に記載された白根村の稲荷社が、「三段(=900坪)」「村の西の方」「巽向(=東南向き)」より、この神社を表していると素人目にも思われます。
鳥居をくぐって石段を登る途中に踊り場があります。
ここで、社殿へとまっすぐ伸びる石段(男坂)と、、、
左に折れるゆるやかな回り道に分岐。
未だ階段が天敵なので、こちらの女坂を進みます。
女坂の途中には、首を失った狐たちが・・・
大きな句牌が現れます。
夫ハ夫たり 婦ハ婦たりてぞ 松涼し
内藤鳴雪
この句に歌われた境内の夫婦松は、今はもうありません。
社殿に出ました。
その昔、ここで子猫を拾って家に連れ帰ったことがありました。
どういうわけか、その後の顛末がどうしても思い出せない・・・
近隣の他の神社ほど周辺の開発が進んではいないものの、あの頃感じた現世と遮断されたあの厳かで怖い空気は、やはりもう感じることはありませんでした。