日曜日の散策の続き。
まんだら堂やぐら群を後にして、再び名越切通を進みます。
これがいよいよ最後の名所、第三切通。
すぐ先が、法性寺口およびハインランド口への分岐地点。
大切岸から衣張山へのハイキングコースは、来年にでも是非訪れたいと思っています。
苔むした巨大な置石。
ここは切通のすぐ脇に広がる西平場。
ごみ焼却所の煙突が存在感を示しています。
実は、訪れた時は、これがあの有名な小坪の火葬場の煙突と誤解していました。
たなびく煙を見て、「今またお別れがあったんだな・・」と、つい一人でしんみりとしていました。
帰宅後に焼却所の煙突と判明した時の自分の気持ちを表現する言葉が見つかりません(_ _|||)
この平場の隅で桜の蕾が開いていました。
個人的に、鎌倉の開花宣言とさせていただきます。
この先間もなく、突然人工的なフェンスが現れると、、、
視界が、パッ!と開けます。
ここが名越切通の鎌倉側大町口となります。
横須賀線に沿って名越坂踏切まで坂を下りて来ると、七口の散策が終わったことを実感しました。
こんな眺めとも、しばらくおさらばだ!
この踏切、上り線路と下り線路との間が人家の庭みたいになっています。
踏切を渡って、、、さあ、ここからどこに行こうか?
特にプランもなかったのですが、最後に海でも見ようかと、スマホの地図で材木座海岸へ抜ける近道を調べました。
教えてくれたルートを鵜呑みにすると痛い目に合うのは毎度のことですが、今回もまた勾配をぐいぐいと登って行く道を教えて下さいました。
長勝寺の松葉ヶ谷草庵跡に立つ日蓮上人を横目に見ながらどんどん登って行くと、、、
高台の霊園に出ました。
まあ、こんな景色にも出会えたので、登ったのは無駄ではなかったか。
そして、坂を下りていくと、そこは海~~~
歩いて見てきた鎌倉とは、異次元のような風景がそこにありました。
滑川の河口。
この後は、和田塚を通って、、、
その名も「和田塚」という名の駅横の踏切を渡って、
"THE BANK"という名の有名なバーと、
六地蔵の前を通って、
御成町へ。
御成町で遅いランチを食べてから帰宅しました。
これにて今年の鎌倉散策は一旦終了。
・・・と言いたいところですが、スズメバチが活動する季節が来る前に、あと2~3回は歩く機会がありそうです。