Now or Never

今でしょ!

吾妻山公園

湘南ボーイ「ジミーペイ爺」さんから以前教えていただいた菜の花スポットに行って来ました。

二宮町の吾妻山公園です。

shonan-ninomiya-kankou.com

相鉄いずみ野線小田急江ノ島線と乗り継ぎ、藤沢駅JR東海道線に乗り換え。

ザ「湘南電車」80系

二宮駅で下車。
目指す吾妻山はすぐそこに見えます。

改札を出るとパンフを配る係の方が

この季節、町を挙げてのイベントになっていますね

駅前ではオカリナの演奏会

町役場前の急坂を登ると、吾妻山登り口の「役場口」が現れます。

公園なんて書いてあるからすぐに天辺に着くんだろうと思っていると、意外や結構登らされます。
いただいたパンフによれば「約300段の階段」である。

途中、長いローラー滑りがありました。

息が弾んだ頃に、ようやく頂上と思しき開けた場所にとうちゃこ

気管支喘息とは泣けてくる・・・

お目当ての菜の花は西側斜面に咲き誇っていました。

手前が真鶴半島、奥に伊豆半島が望めます。

美しい相模湾の向こうには大島も

しかし
なんと言っても、一番のお目当ては富士山です。

菜の花畑の一角にカメラスタンドが設置されていました。

ここにカメラやスマホを設置すると、菜の花越しに望める富士山を背景に記念写真が撮れるってわけです。

悔しいのう~悔しいのう~(T_T)

風景を満喫したら下山します。

登ってきた道を戻るのもつまらないので、南側の「梅沢口」に向かいました。

途中の吾妻神社にお詣り。

由緒記

二ノ鳥居

参道を下りて行くとJR東海道線に突き当たります。

歩道橋で線路を渡って

そのまま進むと旧東海道と交差します。
ここに一ノ鳥居がありますが、写真を撮り忘れたのでストリートビューから借用。

R1を二宮駅を目指して東に進むと、お食事処あり。

「地魚 家庭料理」
ちょうど昼過ぎ、ランチはここに決めました。

「味さい」

魅力的なラインアップであります。

ところが、あてにしていた刺身が品切れでした(T_T)

熟考の末「お好み組合せ定食」にして、さばみそ煮ととんかつをチョイス。

美味しかったあ~

おまけに缶コーヒーもいただきました(^_^)v

二宮駅からは、往路と同じルートで帰宅。

途中、小田急小田原線から相鉄いずみ野線に乗り換える湘南台駅では、ピアノ演奏のイベントが行われていました。

富士山が見れなかったのは残念でしたが、程よい運動になってストレス解消できました。

菜の花って春に咲くものと思っていましたが、1月から満開を迎えているあの花々はいったいいつまで咲いているんだろう?

仁伏 ~ 屈斜路湖プリンスホテル (MKTセクション2)

案内に従い、湖畔から離れて斜面を登って行くと、再び道52(屈斜路摩周湖畔線)に出ます。

ここからは、またリエゾン。
森に囲まれた道道の歩道を歩きます。

地図を見れば、この先ずっと屈斜路湖沿いの道なので、湖を横目に見ながら飽きずに歩けるかと思っていましたが、実際はどこまでも行っても樹木・樹木・樹木・・・
暑いこともあって、道道の歩道を歩く区間の長いこのルートを「トレイル」と呼ぶことに、ちょっと不満を感じ始めました。

やがて「砂湯」という観光スポットに着きました。



湖畔のキャンプ場。



レストハウスがあります。
(汗拭きタオルが写りこんだ^^;)



ちょうどお昼時だったので、ここで昼食にしました。
ちなみに、ここで食べておかないと、この日の終点まで食事をとれる店は皆無でした。

見た目、あまり美味しそうに見えないバターコーンラーメン(塩味)をいただきました。
(普通に美味しかったです^^;)



既に軽い脱水症状だったんでしょうか?
暑いにも関わらず、汁気のないご飯物より、ラーメンに目が行ってしまいました。

そして、売店で売ってるピスタチオのソフトクリームがここの名物らしいんだけど、喉が渇きそうで手が出ませんでした。
普段なら飛びつくところ・・・

屈斜路湖と言えばクッシーです。
すっかり忘れていましたが、その昔そんな騒ぎがありましたね。



波打ち際の砂浜を掘ると温泉が出るそうで、この炎天下でも、何組かの家族連れが穴を掘っていました。



また、冬になるとオオハクチョウが大挙飛来するそうです。
出来ることなら、季節を変えて車で来たいものです。

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重い腰を上げてリスタート。

次のポイントは「池の湯」です。
こんなに暑いのに、また温泉か・・・

池の湯の手前で、右へ分岐する小径あり。



池の湯・コタン旧道と呼ばれる、かつてのアイヌの方の生活道路だそうです。

サインはこの道を指しています。



ここからは、池の湯はすぐそこ



池の湯露天風呂





近くに茂みの中にバスが放置されていました。



池の湯温泉への送迎バスでしょうか?(笑)

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道52の湖畔寄りに通じている旧道を進みます。

約3kmほど歩いて、道52に合流。



途中、立ち込みでやってる釣り人がいました。
どうやって来るのかと思いましたが、ここに車が停められるんですね。
後から調べたところ、この付近アメマスのポイントらしい。

この先1kmで古丹です。



古丹(コタン)と言うのは、この地の地名ではなく、アイヌ語で「宅地」をさし、アイヌ民族の生活の本拠地のことだそうです。

ja.wikipedia.org

「色丹(シコタン)」「積丹(シャコタン)」
そういうことか!

川湯温泉を出てから初めての人が住む集落です。



ここで、またしても野湯あり。

コタン温泉露天風呂



こんな風景を見ながら風呂に浸かれる幸せ



ここまでの風呂と同様、冬はオオハクチョウを目の前で見れるようです。

しかし
この頃、暑さに参って、もはや温泉や風呂なんてどうでもいい気分でした。

ようやく通りかかった集落で、休めるお店があるかと期待しましたが、お店はおろか自販機もない。

水分も切れていましたが、諦めて先に行こうとしたところ、アイヌ民族資料館の裏手に・・・



移動販売車が止っていました。

聞けば、本来は決まった地元住民向けの販売だけとのことでしたが、この天気で汗だくの我々を見て、冷たい飲み物を売っていただきました。
ありがとう、ホクレン実り恵み号!



冷やっこい飲み物で喉を潤して、元気を取り戻しました。

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屈斜路湖の最南部。

ここから釧路川が流れ出します。



流れ出しから河口までダムも堰もない釧路川は、カヌーイスト憧れの川だそうです。

眺湖橋より下流方面を望む



ここから下って行けば、前日体験した釧路湿原まで行けるのか・・・
楽しそうだなあ~

さて
長かった一本道が、R243通称「パイロット国道」に突き当たり、ここを右折して、あとはR243で目的地に向かいます。

スマホでルート図を見ると、途中で和琴半島へと寄り道がありますが、農耕地の中を直進して終わり。
わけないだろうと思っていました。



ところが、これが北海道マジックです。
とにかく、畑以外何もないし道もやたらとまっすぐなので、地図上は近い距離に見えるんですが、、、
歩いてみると、行けど進めど目的地が近付いて来ません。

やっと見つけた自販機でコーラを買いましたが、一瞬で飲み干しました。

そして、ようやく和琴半島への四つ角まで来ましたが、わざわざ行って戻ってくる余力なし...。



それに・・・

ここを曲がれとの「MKT」のサインがない。

 「じゃあ、ここを曲がるなんてわからないじゃん!」

と子供みたいな理由を付けて、ここは素通りと決めました(笑)

でも、これで正解。

この後も、ゴールがなかなか見えずに死の行軍。
次第に、頭の真ん中辺りがもやもやしてきて、これは熱中症の症状だと気付きました。

ようやくホテルが見えて来た時、「もう歩くのはご免」と思ったことです。



とにかく、これにてMKTは完歩!

到着すると、先ずは自販機でコーラを買って、またも一気飲み。

部屋のシャワルームで汗を流して、結局大浴場へは一度も行かず。

夕食はバイキングでしたが、カミさんが驚くくらいの小食ぶり。
もったいない・・・(T_T)

アルコールを飲む気にもなれず、ひたすらフリードリンクのメロンソーダをお代わりしていました。

そして、、、
ホテルの窓から屈斜路湖が見えたことは覚えていますが、部屋の設備や内装を全く覚えていないことに今気付きました。

(続く)

川湯温泉 ~ 仁伏 (MKTセクション2)

北海道に来て3日目。
「MKT」こと摩周・屈斜路トレイルを歩く後半戦に突入。
川湯温泉から屈斜路湖プリンスホテルまでの23.5km。
「セクション2 - 湖の道」となります。

前日の悪天から打って変わって、好天となったのは良かったのですが、、、

この日は、道内で今年初めて真夏日を観測。
ここ川湯の最高気温は32.0℃!
これは現在に至るまで、今年の最高記録です。

人生なかなかうまい具合にいかないものです(笑)

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ホテルの目の前の道52(屈斜路摩周湖畔線)を渡って、セクション2の起点「川湯ビジターセンター」に向かいます。

9時を回ったところですが、このとき既に27.2℃!



案内板にある「川湯エコミュージアムセンター」は「川湯ビジターセンター」の旧称です。

「川湯」という地名の由来にもなった湯の川



地元の方が、足湯に浸かりながら井戸端会議中。



左に写っているのが、私の泊まった宿になります。

川湯ビジターセンター


せっかくなんで覗いてみます。

ヒグマがお出迎え!
こんな奴と花咲く森の道で出会ったら、、、



逆に出会ってみたいのがこいつです。



イトウのいるエリアも行く機会があるのですが、まあ私なんかには箸にも棒にも掛かりません。

この一帯のトレイルコース



青のラインが、私が歩いているMKTです。



川湯ビジターセンターを出ると、ここからが本番。
基本、道52に沿って進みます。



川湯温泉を離れると、両側に森を見ながら、単調な道道を淡々と歩きます。
とにかく暑い。
屈斜路湖は見えなしい、目に入る景色が嫌になるほど変わりませんが、まだこの頃は元気でした。

やがて見えてきた分岐点



地図がありました。



「クマよけ鈴などをつけるようにしてください」

だって!
ああ、昨日温泉街の土産屋で買っておけば良かったよ(T_T)
また、熊に怯えながら歩くのか_| ̄|〇



トレイルの入口に、妖怪ポストが設置されています。



MKTの通行カウンターは、我々がカウントする前「38」を指しています。



これはいつからの累計なんでしょうか?
まさか、2020年10月の開通以来・・・
そう言えば、前日から通して、このルート上ですれ違った人は約1名でした。

ここからは道52から離れて、仁伏半島をぐるっと回ります。

地図にあった「カツラの巨木」。
案内板が見つからなかったのですが、多分これじゃないかと(笑)



半島の先端付近で、お待ちかね屈斜路湖が見え隠れ。



一度頂上まで登った後、進路は下って行って・・・

遂に湖畔に出ました!



美しい!



鏡のような湖面です。


記念撮影。
ここで撮らないで、どこで撮るんだ!



しばらく湖畔を進みますが、
よく見れば砂の上に、どう見ても人じゃない獣の足跡が・・・



熊いるぞぉ~!!

いや、、、これ鹿だろ(笑)

(続く)

川湯温泉駅 ~ 川湯温泉 (MKTセクション1)

遅い昼食をいただくと、早速駅を出ます。
結構疲れていましたが、暗くなる前に宿に入るためにのんびりしていられません。

ルートは、幹線道路を離れて、青葉トンネル遊歩道へ向かいます。



青葉トンネル遊歩道とは、川湯温泉駅と硫黄山を結ぶ約1.5kmの散策ルートで、その名の通り木々が連なるトンネルの様になっています。

R391から遊歩道に入ってすぐ、左手に旧客が留置されているのが見えました。



切妻、広窓、ガーランド型ベンチレター、雨樋・シル・ヘッダー装備、、、
スハ43系の一族であることは間違いありませんが正体不明。
デッキ横の窓が引き違いになっているのが謎です。(北海道仕様?)

生活道路からも離れて小径へ



そして、白樺等々の木に囲まれる青葉トンネルへ



安田鉱山鉄道敷跡?



「北海道2番目」が気になって、帰宅後ネットで軽く調べてみたところ、後の釧路鉄道を解説したページに答えがありました。

ja.wikipedia.org

まもなく青葉のトンネルを抜けて、いきなり風景が変わります。



遊歩道の終点、硫黄山レストハウス裏です。

硫黄山



アイヌ語で「アトサヌプリ」と呼ばれている。
「裸の山」の意だそうです。
摩周・屈斜路トレイルのセクション1は「火山の道」。
その名の由来がここにありました。

先ほど目にした安田鉱山鉄道は、この山で採掘された硫黄を運ぶために敷設されたんですね。
この注意が壁に貼られたレストハウスの辺りに、硫黄を積み込む駅があったそうです。



当時の画像があれば見たかったのですが、見つかりませんでした。
1887年に運行が開始されたが、硫黄の採掘が中止されたため、僅か10年で廃止に。
写真が残っていなくても無理がありません。

レストハウスで温泉蒸したまごをいただきます。
ゆで卵好きなので、これは外せません。

 



レストハウスからは、つつじヶ原自然探勝路で川湯温泉に向かいます。



大雨が降ると、硫黄山からの硫黄を含んだ雨水がここを流れるのでしょうか?



硫黄山の山あい。
緑に覆われるでもなく、緑が枯れ尽くすでもなく、何とも不思議な光景です。



この様相の成り立ちが記されています。



つつじヶ原自然探勝路とは、硫黄山と川湯温泉とをつなぐ全長2.5kmの散策路です。

www.kawayu-eco-museum.com

硫黄山麓の森林限界のような一帯




その先には、ハイマツの群生地があり、




続けて、イソツツジの群生地となります。
ツツジはちょうど見頃を迎えて見事でした。



さらに、広葉樹林帯、針葉樹林帯と連なり、川湯園地の出口に至ります。



道52(屈斜路摩周湖畔線)沿いのセイコーマートで、酒や翌日朝食の買い出しをしてから、



この日の宿「お宿 欣喜湯」へ



これにてセクション1は完歩!
生憎の天気でどうなることかと思いましたが、無事にゴールできました。

この日は素泊まりなので、近くの飲み屋で晩ご飯。
5時を回っていたのですが、どの店も開いてなくて焦りました。
ようやく見つけた居酒屋に口開けで入店。

少々酔っ払って店を出る頃には、どの店も開いてた。
温泉街だから開けるのが早いかと思っていましたが、どこも6時回ってから開店のようでした。

戻ると疲れて爆睡。
例によって、洗濯はカミさんがやっておいてくれました(感謝)

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翌朝は、前日が嘘のような好天。
起きてから、1階ロビーで朝食を摂って、部屋に戻った時、事件が起きました。

あきさみよ~!



ベッドに腰掛けてテレビを観ていると、何とベッドが長手方向に倒れるじゃあ~りませんか!
元々このベッド、座ると軽く傾いてぐらつくので、併設されているダブルベッドで寝たんですが・・・

見ると、脚とフレームとの接合部がひしゃげていました。
まるで、俺の体重のせいみたいな顔で見るカミさん・・・

俺が悪いの?
いや、あり得ないだろう。

だけど・・・
6月のキャンプでも、コットの脚が外れて、長手方向にばったり倒れる事件があったな(笑)

このまま黙って去るわけにもいかないので、フロントに一報。
もちろん「重量オーバ-」と咎められることはありませんでした(笑)

(続く)

鹿柵ゲート ~ 川湯温泉駅 (MKTセクション1)

見えてきたゲートは、MKT運営者のサイトによると「鹿柵ゲート(deer gate)」という、ルート上のポイントでした。



これも、帰宅後にサイトを見て知ったこと。
こうしてろくに事前学習しないで望んだため、この後早速コースアウトすることになります^^;

ここで、初めてMKTのトレイルサインを見つけて感激!



反対側には、北根室RANCHWAYのサインも残されていました。



遊びや飾りのゲートではありません。



知恵の輪みたいなロックが付いています。



ここからは、景色がガラッと変わって、畑を見ながら進みます。



左手には霧で隠れそうな美留和山が望めます。



しばらくすると、この日のルート上で初めて見る民家が現れます。
ここはT字路となっていて右方面への分岐がありますが、KIRAWAYのサインは直進を示しています。



ここでやらかしました。
KIRAWAYはここを直進して、釧網本線の美留和駅を終点としていましたが、MKTはこの先、向かって右方面、北の方角に位置する川湯温泉へ向かいます。
どちらへ進めば良いかわからず、何とか拾えた電波で、スマホのGoogleマップで道を確認。
ここは右折で間違いないと判断したんですが、、、

沿道には畑と森しかない道をひたすら直進。



地図を見て目安にしていた牧場前を通過。



その先を左折してしばらくすると、思いもかけず、道の左手にトレイルサインを発見!



ちょっと入っていくと、「民有林林道 石山線」のサインが



やって来た方角に向かうこの林道が、MKTのルートだったことがわかってショック!
先ほどのT字路は直進して、それからああしてこうして林道に入って、ここから出てこなければいけなかった・・・
もしも、これからMKTを歩く方がいたら、事前に運営サイトでこの付近のルートを頭にいれておくことをお勧めします。

さて
この後は、釧網本線の踏切を渡って、



R391をしばらく歩いてから、右手に分岐する町道へ



国道を除くと、人はおろか車も通りません。
この付近、徒歩ではなく自転車だったら、さぞかし気持ち良かったことでしょう。



我々以外で生体反応が見られるのは、先ほどの牧場の牛とカラスくらいです。

昼を大きく回って腹は減るし、相変わらず雨が降り続くし、うっかりコースを外した無念さもあって、自然と口数が減りました(笑)


釧網本線の3度目の踏切を渡ると、



程なくして川湯温泉駅にとうちゃこ


構内には足湯があります。



対向式ホームですが、向かいのホームへは、ホームをかき取って作った階段を降りて踏み切りを渡って行きます。
昭和期のローカル駅の定番でしたね。



時刻は既に3時を回っています。
駅の周りで食事を摂れそうなところは見当たらなかったので、駅中のレストランで済ませることにしました。

オーチャードグラス



元々は駅舎だったところを改装したようです。



オムライスをいただきました。



食べ終わって出ようとした時、ふとデジカメがないことに気付く。
慌てて荷物を探しまくっても見つからなくて、もしや!と店に入る前に座っていた待合室に戻ると、そこにちょこんとありました。

良かったと胸をなで下ろしていると、ちょっと離れた所に座っていた旅行客の方が「気が付かなくてすみません」と声をかけてきたので、その後ちょっと会話しました。

次の列車を待っているご様子なので、川湯温泉帰りかと思って尋ねると、今食事を摂ったばかりのレストランが目的でわざわざ下車されたとのこと。
聞けば、ネットでは結構評判のレストランのようで、この方が食事をとったお昼時は行列となっていたそうです。

それにしても、日に5~6本しかないダイヤなのに、わざわざ下車して食事を摂って、次の数時間後の列車を待つなんて、、、
もしかして、全駅下車旅とかしている猛者の鉄ちゃんでしょうか?

(続く)