Now or Never

今でしょ!

鹿柵ゲート ~ 川湯温泉駅 (MKTセクション1)

見えてきたゲートは、MKT運営者のサイトによると「鹿柵ゲート(deer gate)」という、ルート上のポイントでした。



これも、帰宅後にサイトを見て知ったこと。
こうしてろくに事前学習しないで望んだため、この後早速コースアウトすることになります^^;

ここで、初めてMKTのトレイルサインを見つけて感激!



反対側には、北根室RANCHWAYのサインも残されていました。



遊びや飾りのゲートではありません。



知恵の輪みたいなロックが付いています。



ここからは、景色がガラッと変わって、畑を見ながら進みます。



左手には霧で隠れそうな美留和山が望めます。



しばらくすると、この日のルート上で初めて見る民家が現れます。
ここはT字路となっていて右方面への分岐がありますが、KIRAWAYのサインは直進を示しています。



ここでやらかしました。
KIRAWAYはここを直進して、釧網本線の美留和駅を終点としていましたが、MKTはこの先、向かって右方面、北の方角に位置する川湯温泉へ向かいます。
どちらへ進めば良いかわからず、何とか拾えた電波で、スマホのGoogleマップで道を確認。
ここは右折で間違いないと判断したんですが、、、

沿道には畑と森しかない道をひたすら直進。



地図を見て目安にしていた牧場前を通過。



その先を左折してしばらくすると、思いもかけず、道の左手にトレイルサインを発見!



ちょっと入っていくと、「民有林林道 石山線」のサインが



やって来た方角に向かうこの林道が、MKTのルートだったことがわかってショック!
先ほどのT字路は直進して、それからああしてこうして林道に入って、ここから出てこなければいけなかった・・・
もしも、これからMKTを歩く方がいたら、事前に運営サイトでこの付近のルートを頭にいれておくことをお勧めします。

さて
この後は、釧網本線の踏切を渡って、



R391をしばらく歩いてから、右手に分岐する町道へ



国道を除くと、人はおろか車も通りません。
この付近、徒歩ではなく自転車だったら、さぞかし気持ち良かったことでしょう。



我々以外で生体反応が見られるのは、先ほどの牧場の牛とカラスくらいです。

昼を大きく回って腹は減るし、相変わらず雨が降り続くし、うっかりコースを外した無念さもあって、自然と口数が減りました(笑)


釧網本線の3度目の踏切を渡ると、



程なくして川湯温泉駅にとうちゃこ


構内には足湯があります。



対向式ホームですが、向かいのホームへは、ホームをかき取って作った階段を降りて踏み切りを渡って行きます。
昭和期のローカル駅の定番でしたね。



時刻は既に3時を回っています。
駅の周りで食事を摂れそうなところは見当たらなかったので、駅中のレストランで済ませることにしました。

オーチャードグラス



元々は駅舎だったところを改装したようです。



オムライスをいただきました。



食べ終わって出ようとした時、ふとデジカメがないことに気付く。
慌てて荷物を探しまくっても見つからなくて、もしや!と店に入る前に座っていた待合室に戻ると、そこにちょこんとありました。

良かったと胸をなで下ろしていると、ちょっと離れた所に座っていた旅行客の方が「気が付かなくてすみません」と声をかけてきたので、その後ちょっと会話しました。

次の列車を待っているご様子なので、川湯温泉帰りかと思って尋ねると、今食事を摂ったばかりのレストランが目的でわざわざ下車されたとのこと。
聞けば、ネットでは結構評判のレストランのようで、この方が食事をとったお昼時は行列となっていたそうです。

それにしても、日に5~6本しかないダイヤなのに、わざわざ下車して食事を摂って、次の数時間後の列車を待つなんて、、、
もしかして、全駅下車旅とかしている猛者の鉄ちゃんでしょうか?

(続く)