先の日曜日の鎌倉散策の続編です。
美味しい昼食を食べた後は、次の目的地極楽寺坂へと向かいます。
大仏様を横目に見ながら(盗撮?)
県道が交わる長谷観音前交差点で見つけた橋に気をとられます。
紫陽花で有名な長谷寺は山門の外から拝見。
御霊神社の境内から、
雰囲気のある江ノ電の踏み切りを渡って、
力餅屋へ。
署名な神社仏閣の滞在時間よりも、食べ物屋さんで過ごす時間の方が長いんじゃあなかろうか・・・
力餅で力をつけてから、星の井通りを極楽寺に向かって西進します。
するとしばし、通りの名となっている星の井が。
鎌倉十井の一つ。
井戸には大きな蓋がされていて、中を覗うことが出来ません。
かつては旅人の喉を潤した井戸の水。
貴重な遺構ではありますが、ビジュアル的に興味が覚えられず、写真も撮り損ねてしまいました・・・
更にこの井戸がある虚空蔵堂(星井寺)も横目でチラ見しながら通り過ぎてしまいました。
お目当ての坂を目前に控えて、この時既に盲目状態だったか!
その坂が見えてきました。
鎌倉時代の初期に、稲村路と呼ばれた以前の磯伝いの道に代わって、極楽寺の忍性によって開削されたとのこと。
左手の成就院に登っていく石段が、かつての切り通しに近い勾配だそうです。
ちなみに車が通る現在の深~い切り通しの開削が完成したのは昭和元年。
煩悩の数と同じ108段の石段を登った先には、こんな綺麗な景色が待ってます。
成就院もまた紫陽花見学のメッカとのこと。
長谷寺とともに、6月にまた訪れたいものです。
これにて、鎌倉七口のうち五口を歩いたことになります。
残るは、巨福呂坂の旧道、そしておそらくは一番の大物と期待している名越です。
ここからは、極楽寺へ向かいます。
極楽寺と言うとこのドラマで注目されたようですが、、、
俺的には、もう断然「俺たちの朝」なのだ!
駅前はもちろん、、、
横に水道管が併設されている、赤い橋や、、、
このトンネルから江ノ電が出入りする光景が思い出されます。
不思議と、極楽寺のシーンは憶えていません。(あったのかな? いや、ないわけないか)
時間が予定よりも早かったので、ここからもう一駅、稲村ヶ崎まで足を延ばすことにしました。
江ノ電の線路沿いに歩いていきます。
鎌倉十橋の一つ、針磨橋。
川がどこからか突然現れます。
後から調べたところ、川は極楽寺川で、その昔針金を磨いて針を作る老婆が住んでいたのでこの名がついたと言われているそうだ。
なぜ、このおよそ目立たない小さな橋が、数多ある鎌倉の橋の中で十橋の一つに選ばれたのか?
そもそも、この地は極楽寺坂の外側。かつての「鎌倉」のエリア外ではないのか?
そして何より、上流はどこにいったのか?
謎は深まるばかりである。
電車が近い!
専用軌道ですが、線路と道路を隔てる柵がなく、かつての地方の中小私鉄の面影を残す区間ですね。
稲村ヶ崎駅まであと僅か。
駅の極楽寺側にある踏み切りの脇にあるお肉屋さんが、またいい味~(いやいや、お肉は食べていませんが)
駅に通じるこの線路沿いの小道は、「俺たちの朝」オープニングの自転車シーンで使われました。(ヌケとツナギの二人乗り)
稲村ヶ崎駅にとうちゃこ。
帰りは、江ノ電に乗って藤沢経由で帰宅しました。
たまに乗車すると、つい思う本音。
江ノ電って、走っている姿を見るのはとても楽しいけど、いざ乗車してみるとちょっと残念。
海が望めて車窓は絶好なのですが、いっつも混んでるんだよねえ~