Now or Never

今でしょ!

せめて鮮やかに その身を終われよ

昨年の今頃、レキシントンシチーの未来は短距離ダート王と信じて疑わなかった。根岸Sの除外によって、優勝した初夢S以来となったすばるS。
ところが結果は思いもしない13着。その後、長い休養を経て復帰後は4着→9着→3着、そして満を持して望んだジャニュアリーSは最下位16着。
ずぶくなった。稽古も走らない。揉まれ弱い、芝スタートが苦手と言われてきたが、明な敗因も見つけられなくなってきた。あのオープンに上がるまでの底を見せない強さと勢いはどこへ行った?
そして今日、昨年底を見せてしまったレースに再度挑む。ヤネは昨年の武豊に対して、今年未だ勝利のない長谷川。苦手な芝スタート。この馬には長い1400m。イマイチの調教。何一つ明るい材料のないまま、レースに挑む。

さて、ここのところの競馬短信。一言でいうとメタメタである。シチー同世代一番の高馬のクラシカルは、初戦8着、2戦目骨折で競争中止。そして引退。佐々木厩舎を首になって転厩したキャプテンは障害に転向したが、転向後初戦競争中止、2戦目は最下位、そして引退。レキシントンは上記のような有様。
普通なら卓袱台ひっくり返して一口馬主をやめるところだが、今年デビューする2歳馬が3頭もいるので、この3頭のデビューとレキシントンの引退を見届けてから、私も友駿を引退するつもりです。