Now or Never

今でしょ!

禍福はあざなえる縄のごとし

本日の菊花賞
2着に突っ込んできたフローテーションに馬券の邪魔をされましたが、この結果には馬券以上に気持ちが重たくなる事情がありました。

昨年9月に行われた4回阪神第5レース。芝1800mの新馬戦。
この時優勝した馬がこのフローテーション。その後は、未だに2勝馬とはいえ、皐月賞・ダービ・菊花賞と3大クラシックに全て出走し、菊花賞では1 1/4馬身差の2着。オーナーはそうそう味わうことのできない期待・興奮・満足を手にした筈だ。
実はこの話以前にも書いたが、この新馬戦で僅か0.1秒差、3/4馬身差で幸先よい新馬勝ちを飾り損ねたのがアドバンスシチーだ。初戦こそ相手が悪かったが、すぐに勝ち上がって、ゆくゆくはクラシック街道へとの周囲の期待とは裏腹に、その後は5着→10着→12着とレースを重ねる毎に着番が大きくなり、気性難との判断でついに去勢。長期休養し加藤ステーブルで気性難解消を図るが、復帰後も3着→14着と結果を出せず、あえなく3歳夏、全6戦でターフを去る。

この馬、期待が大きかっただけにショックも大きかった。早く忘れたいと思っても、こうしてフローテーションが活躍すると厭でも思い出してしまいます。
あのレースでフローテーションを負かしていたら・・・
否、せめてフローテーションが別のレースに回っていたら・・・

さて、レキシントン
昨日最後に変なこと書いたせいでもないでしょうが、直線で追い込むも結果3着でした。着差は勝った馬から0.1秒、3/4馬身差。(あれま、アドバンスの新馬戦といっしょだ)
レキシントンにとって全てが揃った結果を出すべきレースとは言ったものの、中位から差して上がり35.3秒はメンバー中2番目。次走は是非、馬場は直線の長い府中で、ヤネは追えるアンカツさんでお願いしま~す!