Now or Never

今でしょ!

【狂犬通信 Vol.101】駿河國益津郡・石脇城

石脇城は東名高速日本坂PAの直ぐ南東側にあります。
駿河における北条早雲(伊勢盛時)の城と言えば、続日本100名城にも選ばれた興国寺城ですが、最初に与えられたのはこの石脇城の様です。
解説板に依れば、文明年間(応仁の乱の最中)に今川義忠によって与えられたとされていますが、文明7年に今川義忠は遠州塩買坂で討死しており、それによって発生した今川家中のお家騒動を鎮める為に室町幕府の命で駿河に派遣されたとする最近の研究結果と辻褄が合いません。(当時の文献から北条早雲が、9代将軍の足利義尚の申次衆で、文明年間の始め頃は在京していたのは確実な様です。
更に付け加えると、北条早雲の父は8代将軍・足利義政の申次衆で、今川義忠の取次役だった様です。
その縁で応仁の乱で上京した今川義忠と早雲の姉妹が婚姻関係を結んだと言うことの様です。駿河守護と将軍の側近の娘なら十分に釣り合うので、早雲の姉妹の北川殿は正室で間違い無さそうです。)
この城を築城したのは、今川義忠の死後だと思われます。
城は現在、大日堂なる無人の寺院と成っていて保存状態良くありません。
花沢城や当目砦とは至近距離にありますが、規模が小さく高さも無いこの城は戦国末期の戦闘で役に立ちそうも無いので、北条早雲が興国寺城に移った後は廃城に成ったと考えられています。

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※内容に誤りがある事があります。(by 綾瀬の狂犬氏)

酒を嗜む

朝から雨が降っています。

予定していたキャンプ行、土曜日の傘マークが消えた時点で、日曜日は基本帰るだけなので「決行すべし!」と思ったんですが、こうなってみると、やっぱキャンセルして良かった。
冷静にキャンセルの判断をした友人に感謝です(笑)

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酒の話。

反省しています。

一昨年の夏、テレワークを始めた頃からぶくぶくと太りだして、今ではK点の90kgラインを毎日上下しているような状況。

悪いのは酒だ!
毎日家呑みして、つまみをたっぷり食べて、酔っ払うと糖分にまみれたドカ食いの繰り返し。
酒さえやめれば、つまみもドカ食いもやめられて、カロリー・糖分の摂取量も激減、元の身体に戻れるはずだと、毎日「今日こそは酒を我慢しよう」と夕方まで過ごしては、業後に酒を飲む毎日。

すっかり酒を悪者にしていました。

先日のこと。
「以前は呑んだってこんなことにはならなかったのにな・・・」
と、斜め読みしただけで本棚で眠っていたこの本を読み返してみました。

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そうだ。

悪いのは酒ではなくて、酒の呑み方だ。
毎日決まったように、芋焼酎のお湯割りやハイボールを呑んでいましたが、お酒を楽しむというよりか、酔うためにお酒を身体に入れているだけではないか?

出来もしない断酒を日々試みるのではなく、お酒と上手に付き合うことにしました。
毎日お酒に手を出しては「また呑んじゃった」と後悔と絶望感を感じるくらいなら、はなから我慢などしないで、呑み過ぎない工夫をする方がいいじゃないか。

ついでにこの本も読み返し。

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第4話に感化されて・・・

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早速買ってきました。

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おまけに、このお洒落過ぎるCMにやられて・・・

こいつも調達!

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このディンプル何だろう?

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1本のボトルを飲み干してはお替りを買ってくるのをやめて、これからは棚に並んだ酒瓶から、食事に合わせて一つチョイスして軽くいただくスタイルに改めるのだ。

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子供の頃、親戚や友人の家にお邪魔すると、洋酒の瓶が棚に並べられている光景をよく見たものです。

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私もようやくその境地に達したようです(違うか)

「二級酒の方が旨い」
が口癖だった親父が他界して1年が経ちました。

親父の呪縛から逃れて、安酒をがぶがぶ呑む習慣から無事抜け出すことができるでしょうか?

LSベルハンマー

これは今朝のポタの記録です。
この土日、元々は釣りとキャンプの予定でした。
しかし、事前の天気予報が悪く、予報の好転に期待してキャンプ場の無料キャンセル期限ぎりぎりまで粘りましたが、土曜日の傘マークは消えたものの日曜日はむしろ降水確率が高くなり、結局キャンセルすることにしました。
こうして、釣りやキャンプの予定日に雨が降る度に、当たり前のように私のせいにされるのは心外であります。
誰かのせいにしてぼやきたい気持ちはわかりますが、ただの偶然以外の何物でもないし。

o孕o三o孕o三o孕o三o孕o三o孕o三o孕o三o孕o三o孕o三

今朝は恩田川を遡上。
目的は、成瀬の桜パトロールです。

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東京は、3月14日に昨年と並んで観測史上最速タイの早さで開花が発表されましたが、ここ成瀬はまだこのくらい。

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中には、、、

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こんな株もありましたが、まだごく一部です。

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この頃、曇天から雨が落ちてきました。
あれっ、今日は傘マーク消えたのに・・・
この後は降ったりやんだり。
たまに自転車乗れば降られるし・・・
やっぱ、イベントで雨に降られるのは、私のせいってことで構いません(笑)

南大谷小学校入口のバス停付近で、こんな看板が目に飛び込んできました。

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よく通るのに初めて見た。
裏に回ってみると・・・

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地元愛に溢れていますね。

名前に期待して、この学園にも寄ってみましたが・・・

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ほとんど開花は見られず。

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いつものように、常矢橋で境川を渡って、古淵のひのき陸橋へ

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上り電車が町田に向かって走って行きます。

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町田駅
ビルの谷間に見える「仏壇」の存在感

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いつものように境川右岸の生活道路を走っていると、印象的な階段と石碑が視界に入って急停車。
もう何十回と走った道なのに・・・

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道正坂

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どこかで聞いたような名前だけど、この時思い出せず。

鶴間公園の水道みちも、この天気で人気がありません。

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境川を跨ぐ水管橋

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道正橋で東名高速道路を渡ります。

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あっ、これだ!
「道正」繋がり!!
実はこの時も気付かず、今こうして日記を書いていて気付きました。

この時ちょうど8時でしたが、下り線はこの通り渋滞中。

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私以外の利用者を見たことがないこの立派な橋を渡った先は、、、

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いきなりこうなります。

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何故このようなオーバースペックな橋を造ったのか、全く謎であります。

雑木林を抜けた先は、長津田台農専

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菜の花が引っこ抜かれているのは何故?

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タイトルのLSベルハンマー

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以前から評判になっていると言うので、ポタのカンフル剤に投入!
試しにチェーンに使ってみました。
チェーン洗浄後、普段使いのフィニッシュラインのドライルブと併用してみましたが、特に違いはわからず。
今度チェーンが汚れたら、LSベルハンマーを単独で使ってみて感触を試してみるつもりです。
・・・・・・・・・・・

【3/20の走行記録】(Bianchi)

距離
51.97 km 距離

栄養&水分補給
562 C 消費カロリー
-- C 摂取カロリー
-562 C カロリー正味量
1043 ml 汗による推定損失
-- ml 水分の補給
-1043 ml 水分の正味量

レーニング効果
2.5 維持 有酸素運動
0.4 メリットなし 無酸素運動
45 運動負荷

心拍数
106 bpm 平均心拍数
132 bpm 最大心拍数

タイミング
2:32:21 タイム
2:31:01 移動時間
3:16:24 経過時間
20.5 kph 平均速度
20.6 kph 平均移動速度
46.4 kph 最高速度

高度
199 m 高度上昇
204 m 高度下降
13 m 最低高度
120 m 最高高度

ケイデンス
51 rpm 平均バイクケイデンス
247 rpm 最高ケイデンス

気温
9.9 °C 平均気温
8.0 °C 最低気温
16.0 °C 最高気温

ストローク
6602 合計ストローク

◆2021年の積算距離◆ 299.49 km

【狂犬通信 Vol.100】駿河國益津郡・当目砦

当目砦はかんぽの宿焼津の直ぐ南側に有ったとされています。
この砦の海側を大崩海岸沿いに駿府に抜ける道(当目坂)があり、持舟城の前哨陣地として配置されていたと考えられています。
天正7年、駿河に侵攻した徳川勢はこの砦を落とし、当目坂を抜けて持舟城を攻撃しました。
その時、砦を守っていたとされるのが、屋代正国です。
屋代と聞いてピント来たかも知れませんが、長野の戸倉上山田温泉の辺りの領主です。
長野の本領を離れて、静岡の海っぺたで、強力な徳川主力と対決させられるなんて、当時の弱小領主の悲哀を感じさせますな。
因みに屋代氏は武田氏滅亡後は徳川氏に仕えて大名に成りますが、駿河大納言忠長の事件に連座して改易と成ってしまいます。
しかし、後に赦されて大身の旗本として明治迄生き残る事が出来ました。
砦跡は山林&蜜柑畑と成っていて、自由に散策はできません。(所々に「私有地のため立ち入らないでください。」の看板が立ってます。)
尾根の最高所から先端部にかけて郭状の平場と成っていますが、遺構なのか、畑を作る際に平らにされたのかは、素人の私には解りません。
ただ、広さ的には500人位は布陣出来そうな感じですな。

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※内容に誤りがある事があります。(by 綾瀬の狂犬氏)

【狂犬通信 Vol.99】駿河國益津郡・花沢城

花沢城はあの日本坂トンネルの焼津側出口付近に築かれています。
この場所は東名高速、新幹線、東海道線、R150バイパスが密集して通っている事から、交通の要衝てある事が解ります。
鉄道も車道も無かった中世に往来の役目を担ったのが府中道(日本坂道)です。
この日本坂道は、駿河西部の平野部から山間部に入り、花沢集落を通り、日本坂峠を越えて用宗集落に至ります。
その山間部への入口に築かれていたのが花沢城です。
駿府防衛の重要拠点であり、今川義元は一族の関口氏を城将とし、氏真の時代には寵臣の三浦義鑑(真明)の父の大原資良が配置されていた事からも、この城の重要性が解ります。
永録13年、駿河に侵攻した武田氏は大原資良と三浦義鑑の籠る花沢城を攻めます。
孤立無援の中、大原資良親子は14日に渡り抵抗を続けますが、ついに開城に至りました。
佞臣として今川家中では評判の悪かった三浦義鑑でしたが、あっさりと武田方に寝返った譜代の家臣よりは忠義の臣と言えるでしょう。
この城は江戸時代に編纂された諸国古城之図にも収録されているのですが、あまり知られていなかった城です。
最近、発掘調査が行われ整備が進んでいます。
行ってみて驚いたのですが、デカイ…。
事前に調べた感じでは100m位の城の様でしたが、実際は東西に500m位ありました。
しかも、帰ってから国土地理院の地形図を見たら、城の形が地形図に表れてました…。
私も修行が足りませんな…。

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※内容に誤りがある事があります。(by 綾瀬の狂犬氏)