Now or Never

今でしょ!

一難去ってまた一難

幸いなことに、ここのところトラブル続きの身体のことではなく、宅内設備の話です。

我が家は新築当時から早30年近く経ちました。
延べ5人の家族と2匹のペットが暮らしてきて、また以前は子供向けの英会話教室に使っていたので、家の中はボロボロといった状況です。

家の構造は、いわゆる高気密高断熱ってやつで、新築当時はまだはしりの時期でした。
この住宅の肝となるのが24時間換気です。
この構造であるが故に発生しやすい壁内結露や、ハウスダストの滞留を防ぐために、常にファンを回して換気する必要があり、20年前には、24時間換気システムの設置が建築基準法で義務付けられたりしています。
我が家の換気方法は「第3種換気」っていう一番ポピュラーな方式で、屋根裏に設置された換気扇が、

室内の天井に設置された給排気グリルから室内の空気を吸いだします。

これに応じて、壁に設置された給気口から外気が室内に取り込まれます。

壁の外側

壁の内側(フィルター交換後)

換気扇にON/OFFスイッチはなく、24時間回りっぱなし。
止めてはいけない前提で家が設計されています。

ところが・・・

給排気グリルの傍に行けば換気扇の作動音がわかるんですが、これがいつからか聞こえなくなっていました。
1Fと2Fに設置されていますが両方とも!
1年や2年の話ではありません。
「あれっ、そういえば」と気づいてから軽く10年は経っていると思われ。

一方、壁に取り付けられた給気口のフィルターですが、見ればボロボロになって原型を留めていません。
これでは小さな蟻んこどころか、ゴキブリ、ゲジゲジ、でっかい蜘蛛、そしてホコリ、塵、花粉、PM2.5、、、何でもWelcome状態!

犬猫やハウスダストのアレルギー症状が現れてから数年経ちますが、ここに原因があったのでは?とふと気付く。
しかも4年前から仕事はテレワーク中心で、家の中で過ごす時間は格段に増えている。

昨年の喘息発作以来、アレルゲンとなっていたワンワンニャンニャン対策を行い、ハウスダストを減らすため寝室を中心に大規模な断捨離を進めてきました。
そのペット達もこの世を去った今頃になって、長きに渡って換気扇故障を放置してきたことが身体に与えるダメージに気が付くとは・・・

今更ですが、換気扇を入れ替え、フィルターを交換して、我が家で24時間換気が復活したのが昨日でした。

そして今朝のこと。
トイレに入って、「ごお~」と聞こえる換気扇の音を聞きながら、もっと早く対応しておけばという後悔と、もうこれからは大丈夫という安堵に包まれながら、シャワーのスイッチを入れると、、、

あれっ?

うんともすんとも言わない。。。(死語?)

今度はシャワートイレが!😵

いったい何の罰ゲームなんだ・・・