家族旅行最終日の模様を簡単にご紹介します。
二泊目の宿泊地は輪島でした。
自分は早起きなので、この日も早々に起床して散歩に出かけます。
袖ヶ浜の宿から竜ヶ崎をぐるっと時計回りに歩きます。
竜ヶ崎の先っちょの鴨ヶ浦。
まだほとんど真っ暗。
釣り人しかいません。
竜ヶ崎の東側は輪島港。
輪島川の最下流に架かるみなと橋より。
朝市を偵察します。
8時から始まる朝市は、この時まだ開店準備中。
いろは橋を渡って竜ヶ崎に戻ると、石段を登って鳳来山公園へ。
袖ヶ浜の宿に戻って、、、
朝食を摂ってから、家族揃って改めて朝市に出かけます。
皆さん巧みな会話で買わせ上手なんで、ついついあれこれと買い込んでしまいます（笑）
でも、一番目を惹かれたのは、黙々と小さな草鞋を作りながら売っているこのおばあちゃん。
ああ、何だろう、、、
この光景に何とも言えない感情をもって惹かれるのは、記憶の底にある幼少の頃に見た原風景のせいでしょうか、、、
輪島からR249～r49を西進します。
次の目的地はここ、ヤセの断崖。
松本清張の「ゼロの焦点」の舞台です。
身が痩せる思いがするほど怖い断崖なのでついた名前とか。
柵の先に、海に向かって何かが書かれていると思われる立て看板あり。
何が書いてあるのか異様に気になったのですが、見に行くと嫌なことが起きそうな気がして止めました^^;
もしもこの柵がなかったら、、、
どこまで崖っぷちに近寄るかきっと悩んだに違いありません。
「まだもう少し行けるだろう・・・」
「もう危ないから止めておけ・・・」
ここから数分歩いた先には「義経の舟隠し」が。
ここにも危険防止の柵がありますが、柵の脇から人が踏み歩いたような小道が断崖の先へと続いていました。
あの先には何があるのか？
もしかしたら、海面近くまで降りていける釣人用の道なのか？
ちょっと確かめてみたい気もしましたが、自分は柵から一歩も出ませんでした。
いや、出られませんでした。
ところが、配偶者がこの小道に踏み入ってホイホイと歩いていきます｡｡｡
異星人なのか？
神経がないのか？
あり得ない・・・
その様子を見ているだけでも怖くなったので、お願いして戻って来てもらいました^^;
もしかしたら、、、
自分が高い所が苦手なだけなのかも知れません（笑）
美しい景色を眺めてから、車で七尾に向かいます。
この日は七尾で昼食をいただいてからレンタカーを返却して、七尾駅を13時過ぎに発車する特急で帰路に着く予定。
能登半島は意外にも大きくて、のんびり観光しているとあっという間に時間が経ってしまいます。
もっと回りたいところがたくさんありましたが、ここを後にして七尾に向かって車を走らせます。
思いのほか時間が押して、七尾フィッシャーマンズ・ワーフ能登食祭市場にとうちゃこ。
金沢で食べ損なったおでんがありました。
楽しみにしていたカニ面はありませんでしたが車麩はいただきました。
昼食が終わってから、一旦七尾駅で家族を降ろし、駅から徒歩15分くらいの所にあるレンタカー事務所に車を返しに行きます。
気がつけば列車の発車時刻が迫ってきて、慌てて駅へ取って返しました。
歩く途中で、偶然廃線跡を見つけました。
が、この時テンパっていて写真も撮らず。
後から調べると、七尾駅から七尾港に向かう七尾線貨物支線跡と判明。
普通の道から見えただけあって、Googleストリートビューで簡単に確認できました。
またここにやって来る日があるでしょうか・・・
焦りまくって七尾駅にとうちゃこ。
七尾駅から「能登かがり火６号」で金沢駅へ。
帰りの北陸新幹線は「はくたか」で上野駅まで。
上野東京ラインの開通以降、在来線には上野で乗り換えるのが吉です。
（混雑時間帯だと東京駅では座れない可能性あり）
あっという間の3日間でした。
旅の間はいつも以上によく歩いたのですが、それでも体重が2kg近く増えてしまった。
歩数増と体重増の相乗効果か、シンスプリントと思しき症状が出て、現在かなり動揺しているところです。
