小雨がぱらつく中、今年最後のポタへ。
ふと思いついて、生麦の魚河岸を覗いてみます。
我が家の年末恒例行事、正月食材の買い出しは、かれこれ二十数年前にここ生麦に行ってみたのが始まり。
車を止めておく場所に苦労しましたが、活気があって、いよいよ新年を迎えるムード満点でした。
まさかその数十年後、こうして自転車で立ち寄ることになるとは、夢にも思わなかった。
日の出時刻になって、ようやく雲に切れ目が出来てきました。
今朝は閑散としていた臨港パーク
きっと明日のこの時間は、初日の出を迎える人で賑わっていることと思います。
ほんの数日前、酒を飲みに行って大散財してしまいました。
私にはとっても貴重な4.4諭吉が一晩で消えてしまった。
この数日、
「馬鹿なことやっちまった」
「無駄金使っちまった」
「こんな無駄遣いしなければ、あれも買えた、これも買えた・・・」
と後悔していたのですが、開高健の『河は眠らない』を観て、こんなちっぽけな心の棘が抜けました。
弱い心を励ましてくれる言葉なので、再生→巻き戻しを繰り返しながら書き留めてみました。
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開高健『河は眠らない』より
ここの森を歩いているとよくわかるんですけれども
斧が入ったことがない、人が入ったことがない森
というのがそこらじゅうに一杯ある
それで土が露出していないでシダやら何かに覆われていますが
草とも苔ともつかないものであの森の床全部が覆われてる
それから風倒木が倒れて倒れっ放しになってる
これが実は無駄なように見えて実に貴重な資源なんであって
風倒木が倒れっ放しになっていると
そこに苔が生える
微生物が繁殖する
バクテリアが繁殖する
土を豊かにする
小虫がやって来る
その小虫を捕まえるためにネズミやなんかがやって来る
そのネズミを食べるためにまた鷲や何かの鳥もやって来る
森にお湿りを与える
乾かない
そのことが河を豊かにする
と、もう全てが繋がりあっている。
だからあの風倒木のことを森を看護しているんだ、看護婦の役割をしているんだ
というので"Nurse Log"と言うんですけれども
自然に無駄なものは何もないという一つの例なんです
だからそうすると人間にとって"Nurse Log"とは何でしょうか
無駄なように見えるけれども実は大変に貴重なものというものも人間にはたくさんあるんじゃないか
それぞれの人にとっての"Nurse Log"とは何か
無駄を恐れてはいけないし、無駄を軽蔑してはいけない
何が無駄で何が無駄でないかはわからないんだ
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さあ、今年もあと僅かです。
来年はどんな年になるんでしょうか。
悠久の時を想えば、決して長くはない人生。
悠々として急ぎましょう！
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【12/31の走行記録】(ビ号)
概要
距離: 50.85 km
タイム: 2:21:56
平均スピード: 21.5 km/h
高度上昇値: 231 m
カロリー: 879 C
平均気温: 9.2 °C
タイミング
タイム: 2:21:56
移動時間: 2:20:46
経過時間: 3:03:28
平均スピード: 21.5 km/h
平均移動速度: 21.7 km/h
最高速: 45.7 km/h
高度
高度上昇値: 231 m
高度下降値: 368 m
最低高度: 1 m
最高高度: 191 m
心拍
平均心拍: 120 bpm
最高心拍: 150 bpm
ケイデンス
平均バイクケイデンス: 64 rpm
最高バイクケイデンス: 142 rpm
温度
平均気温: 9.2 °C
毎分気温: 8.0 °C
最高気温: 15.0 °C
◆2012年の積算距離◆ 4647.97km
