前日の悪天はどこへやら
一夜明けると好天でした。
強風で有名な土地ですが風も穏やかです。
宿を出ると

向かったのはすぐそこ襟裳岬です。

風速10メートル以上の風の吹く日が年間260日以上もあることから「風極の地」と呼ばれるそうですが、たまたま凪の時間帯だったのか、全く風を感じませんでした。
東の広尾方面

西の様似方面

絵葉書アングル🤗

襟裳岬から走ること1時間半
新ひだか町の道の駅「みついし」でトイレ休憩

更に40分ほどで、道の駅「サラブレッドロード新冠」にやってきました。

一番印象に残っている競走馬は?と訊かれたら、迷わずオグリキャップとハイセイコーの名を挙げます。

中二の時にハイセイコーと出会いました。
当時は少年マガジンやサンデーの表紙を飾ったアイドル馬
その後オグリキャップやディープインパクトが競馬ブームを巻き起こしましたが、ハイセイコーのように子供たちまで熱狂させた競争馬はいなかったと思います。
中三の冬にハイセイコーは引退
引退レースは有馬記念でタニノチカラが圧勝しましたが、その五馬身後ろでハイセイコーが宿敵タケホープを僅かクビ差で交わした印象的なレース
高校生になってからこんなレコードを買うほど入れ込んでいましたね。

引退後に、中央競馬移籍後ハイセイコーの手綱を取った増田末夫が歌った「さらばハイセイコー」が大ヒット♪

中学生時代に競馬の面白さを知った私は、30年後に一口馬主まで手を出してしまいました😅
今ではすっかり足を洗っています。
この道の駅のもう一つの特色が「レ・コード館」です。
フロアに飾られたレコードの数々!

一部のディスクは実際に手に取って見ることも出来ます。
でも、ここならでは楽しみはなんといっても、ゴトウユニットの4wayマルチアンプシステムで、リクエストした1曲を試聴することができることなのだ🤗
オーディオ好きでなければ「ゴトウウニット」と言われても何のことだかわからないと思います。
出来る限り簡単に説明すると、ゴトウユニットはホーンスピーカーのメーカーです。
かつて国産スピーカーの歴史の始まりとも言えるYL音響というメーカーがありました。
このブランドが消滅した後、このYL音響の一員だった3名によってそれぞれ「エール音響」「ONKEN」そしてこの「ゴトウユニット」が立ち上がりました。
我が家は、YL音響のホーンをミッドローとミッドハイに使った4wayマルチで音楽を楽しんでいますが、ゴトウの音は聴いたことがなかったので、「レ・コード館」の存在を相棒から教えてもらってから試聴するのを楽しみにしていました。
これがホールです。

機器構成表をいただきました。

メインのレコードプレーヤーはビクター製

これがロー(低音)のドライバーとホーン
部屋の中に収まらずに、こうして裏に突き出ています😮

私がリクエストしたのは、耳タコのリファレンス音源「ワルツ・フォー・デビー」です。
1曲ってことなので、アルバムA面1曲目の「マイ・フーリッシュ・ハート」を指名したかったんですが、何とこの時曲名を度忘れしてしまい、アルバムの表題曲をお願いしました。
今思えば「A面1曲目をお願いします」って頼めば良かったのに😓
そして出てきた音は、、、
私の駄耳で云々するのはおこがましいけれど・・・
繊細さ、解像度、迫力等、特段凄い!って印象はありませんでした😅
4名の入場者がリクエストした4曲を聴き終わると、展望台に上って景色を楽しんで

昼食を摂って、お土産を買ってから出発

札幌までは寄り道することなく進行
時間が少々早かったので、札幌郊外にある「さっぽろ羊ヶ丘展望台」に立ち寄りました。

老人だって大志を抱け!

名物の羊たち💗

この後は札幌駅前のホテルにチェックインしてから、徒歩でサッポロビール園にGo!

相棒が「ポプラ館」に食べ飲み放題のプラン付きで予約をとっておいてくれました。

予約がなかったら入店できないところでした。

ビールとジンギスカンを満喫🤗
お腹一杯になったところで切り上げて夜の街に繰り出します。

狸小路で一杯やってからラーメン横丁で締めるはずが、お腹がたっぷんたっぷんでもはや何も入りそうもありません😱
せめてもと、オリチーさんの記事によく登場するこのおじさんのネオンを見学に行ってから

まっすぐホテルに帰りましたとさ😅
この日の走行距離 235.89km
総走行距離 1891.23km
(続く)