キャンプ場で友人たちで別れた後、向かった先は東海地方の某所
隠れ家の契約で不動産屋を訪れたのでした。
人生最初でおそらくは最後の不動産購入なのに、全身焚き火臭をプンプンさせて望みます😁
売買手続きは、売主も同席して約1時間半
ネットで見つけた当初、「別荘」って言葉から想像していたよりも遥かに安い物件でしたが、その後内見した時には更に価格が2/3に減額されていて驚きました。
頭の中はお得感でいっぱいで、この時「買ったあ!」と即断したんです。
でも、しばらく経ってから
「売値をこうして落としてまで早く売りたい事情があったのではないか?」
と、ちょっと心配にもなっていました。
そこで、この席で売主の方に
「どうして手放すことにしたんですか?」
と尋ねると
東海地方に住む母親の介護の場所として購入して2人で住んでいたが、その必要がなくなって東京に住むことにした
約3年ほど遊ばせていたけど、こちらに来ることもなくなったので処分することにした
とのことでした。
人柄がとても良い方で安心しました😊
そしてこの物件、一度は買い手がついたものの、買い手の事情でキャンセルになったようです。
不動産物件って、こうして一度キャンセルが入ると、以降なかなか買い手が現れないと不動産屋が言ってました。
なるほど分かる気がする。
私はこうしたところ感度が鈍くて、あんまり細かいところまで気にしない方なので、簡単に決断しちゃいました😅
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手続きが終わると、現地に行って鍵を受け取り引き渡しが完了
「今日からここは俺のものだあ🤩」
とすっかり有頂天になったんですが、、、
この後、3年も人が住まずに放置され、売主が格安で売りに出した理由に気付くことになりました。
その1 トイレが流れない
水道は既に開通済み
早速トイレを使用すると、流れが非常に悪くて危うく溢れそう・・・
なんじゃこりゃあ😮
聞いてないぞー
その2 ガス漏れ
引き渡し後、しばらく経ってからガス会社の担当者が訪れて開通作業を行ったのですが、屋外の設備を点検したところ、僅かにガス漏れが検出されたとのこと。
改めて詳細な調査が必要と言うので、どんな修理が必要になりそうか尋ねたところ、まだわからないが最悪のケースだと給湯器の交換になって20万円程度の出費になる可能性もあるって言うじゃあないですか😨
その3 風呂の蛇口が回らない
風呂には水とお湯の水栓があって、ガスが開通していないので風呂には入れないものの、試しに蛇口を回してみました。
すると、お湯の蛇口は回りますが、水の蛇口が回りません。
力を込めてみても、ピクリともしない😭
なんじゃこりゃあ😮
これまた聞いてないぞー
瑕疵責任なし、現状渡しの条件なんで、自分で何とかするしかありません。
内見の時に発見していれば、もしかしたら何とかしてもらえたかも知れないなと後悔しきり😓
その4 五徳がない
キッチンに備え付けられているのは、蚊取り線香みたいな電気コンロです。
ガスじゃないので即時使用可能
見るからに火力が弱そうだけど、使えるならまあいっか😊
夕食を投入した鍋を温めようとしたら、、、
煙がもくもく
焦げ臭ーい!
「どういうこと?」
とよく見れば、この時使った方のコンロは五徳がないじゃあないか😨
コンロは2つあってもう片方には五徳が載ってるわ
全然気づかなかった・・・

行かなくちゃ 買いに行かなくちゃ
雨にぬれて行かなくちゃ 五徳がない♪
こうして、入居した初日は
「もしかしてとんでもない物件に手を出してしまったのか」
「この先一体どうなっちゃうんだろう」
と、危なく燃え尽きて真っ白になるところでした。
もしもこの時、誰かがこの場にいたら、きっと私はこんな風に見えていたに違いありません。
