昨日は、とにかく桜を堪能するために、桜の下を走りまくってきました。
紹介したい写真がたくさんあるので、7日のポタの模様は前後編に分けてお届けします。
今回は、戦車道路~大栗川~多摩川~二ヶ領用水~鶴見川と経由していつものポタコースに戻るルートで、距離100kmを目安としました。
さあ、先ずは戦車道路へ。
お花見の設営を行っていましたが、三分~五分咲きくらいでしょうか。
鑓水から大栗川沿いに多摩川を目指します。
ここは山下歩道橋そばから撮った絵です。
この辺りはまだ三分咲きくらい。
大栗川沿いの道は、通る人もまばらで空も広く、お気に入りです。
気持ちよく右岸を下流に向かいます。
そして、いよいよ多摩川に合流。
今回は、多摩川を府中四谷橋で渡りました。
美しくも迫力ある斜張橋です。
上流側に広がる風景。
府中四谷橋を渡ってから、多摩川左岸を下流に向かいます。
これは武蔵野貨物線上のEF510
流星金帯北斗星色の500番台です。
こちらは是政橋。
向かって右の橋は、道路拡張のために新設工事中のようです。
ご覧の通り仕上げの段階のようで、歩道は既に開放されています。
是政橋を右岸に渡って下流側。
桜が綺麗に咲いていました。
この辺りは、戦車道路や大栗川沿いに比べて、比較的気温が高いのでしょうか?
7~8割は開花しています。
下流に向かって右岸を進みますと、つづら折りの坂が現れます。
可愛らしいプチいろは坂ですね。
更に進んで、二ヶ領用水の取水口へ。
上河原堰
ここで取水された二ヶ領用水は、新三沢川と交差した後、旧三沢川と合流し、そこから下流は「二ヶ領本川(新川)」と呼ばれる一級河川だそうです。
ややこしいですね。
ここからは、二ヶ領用水沿いに進みます。
しばらく、のんびりした散策路が続きます。
木橋を発見!
紺野橋
この先、世田谷通りをクロスした後、川沿いの道を見失い、仕方なくお天道様を目印に南東方面へと進んで行きました。
でもこれが結果オーライで、二ヶ領用水宿河原線に行き当たりました。
多摩川の宿河原取水口から二ヶ領本川に合流するまで全長2.2kmの準用河川だそうです。
この川、南武線沿いを流れ、周辺に名所・施設が多く、桜見物の名所となっています。
でも、、、我ながら運がいいなあ(いや、ただの事前調査不足です[E:happy02])
仲乃橋
「二ヶ領用水宿河原堀を愛する会」が資料展示や案内冊子の配布を行っていました。
南武線沿いは梨の栽培が有名ですが、かつては桃も栽培していたんですね。
宿河原堀を進みますと、こんなモニュメントが。
八幡下圦桶(いりひと読むらしい)の石碑。
先程いただいた冊子によると、、、
「洪水の時、宿河原の取り入れ口で取りすぎた水を堰の長池に通し、多摩川に戻すためのものです。大事業であった。現在、取り入れ口は石碑より約20m上流で線路の下に跡が見える。」
とあります。
また機会があったら、線路下の跡を探してみよう。
間もなく、宿河原堀は、先程見失った本川と合流します。
合流地点付近にかかる橋なので「出合い橋」
さらに下流に進みます。
さあ、この日の目的地はここでした!
一度見てみたかった久地円筒分水。
平瀬川との合流地点にあります。
昭和16年に作られたそうです。
「当時の最先端をいく装置でした」
「当時の科学技術の粋を集めた大変すぐれたものだった」
水を公平に分けることが、とても重要でまたとても難しい時代だったことが偲ばれます。
今でもこの通り現役で役目を果たしています。すごい!
ここで、流れは「川崎堀」「六ヶ村堀」「久地堀」「根方堀」の4つの用水路に分かれます。
ここからは川崎掘沿いに進みます。
川崎堀はここから府中街道沿いに流れていきます。
武蔵小杉付近で南武線とクロスしてすぐ、流れは渋川へ分流します。
渋川は、矢上川に合流し、やがて鶴見川に合流。
そして海へと続きます。
ここまで、二ヶ領用水と桜を満喫しました。
二ヶ領用水は、たくさんの分水がありとても興味を持ちました。
また、テーマを決めて訪れてみたいものです。
ではひとまずここらで。
この後の様子は後篇へ