焼きそばを食べるための散策の記録、後編です。
北鎌倉駅を起点に、山之内→梶原→寺分と歩いて来ました。
寺分で、上空をモノレールが走る大船西鎌倉線(市道)に交わります。
この道路、侮ってはいけませんよ。
ちょっと前^^;までは「京浜急行専用道路」と呼ばれた日本で初めて開通した自動車専用の有料道路でした。
富士塚小学校入口交差点でこの道路を渡ると、反対側には深沢多目的スポーツ広場が広がります。
交差点の名の通り、富士山がとても綺麗に見える広場です。
ここからは、この広大な敷地を左手に見ながら歩いて行きます。
歩きながら「ここは工場の跡地なのかな?」なんて思っていましたが、頭の中で地図を再現して今歩いている場所をマッピングして、ようやく気付きました。
そうだ、ここだよ・・・
9号踏切跡から見た引込線跡は、既に架線柱も撤去されてこんなでした。
この6年間で、引込線跡の風化は確実に進んでいました。
柏尾川に出れば勝手知ったるポタのルートです。
神鋼橋を右岸に渡って、神戸製鋼敷地内の兜松の案内板を冷かします。
神戸製鋼の敷地に沿った道には、「鎌倉古道(上の道)」の道標あり。
この先、ポタでは訪れたことのない宮前御霊神社のある小さな山を登って行くと、、、
案内板と道標がありました。
やっと鎌倉古道を歩いている実感が湧き、雰囲気のある道に溜飲を落としたのですが、
幸せは長くは続きません・・・
古道は、突然こんな私有地のど真ん中へと出てきました。
案内板がこんなことになっていて、残念と言うより他にありません。
ここから先は、古道の道筋がすっかり失われているので、トレースはここまで。
山崎跨線橋でJR線路を跨いで北側へ渡ります。
そしてやって来たのが、この日の最終目的地「里のうどん」です。
到着したのは13:30頃。
駅からも遠いこの場所で、新型コロナウイルスも何のその、満員で入店するまで10分くらい待たされました。
私が頼んだのは、言うまでもなく村岡マヨやきそばです。
マヨやきそばの定義が黒板に書き出されていました。
普通に美味しかったです。
味の決め手は、どこの家庭にもあるマヨネーズとラー油とオイスターソース。
家で再現したくなりますね。
カミさんは、この店名物のバラ丼とうどんのセットを注文。
見れば周りのお客さんはほぼ100%バラ丼を食べていました。
皆さん、テーブルの上に備え付けられているマヨネーズを躊躇なくバラ丼の上に絞りだして、見るからに高カロリーな丼を食しています。
私もカミさんからシェアしていただきましたが、これも普通に美味しかったです。
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お腹が一杯になって、この後は腹ごなしに藤沢駅に向かって歩きました。
カミさんが真剣な眼差しでスマホを弄っているなと思っていたら、藤沢駅近くで見つけた店でパンケーキを食べたいと言い出したので驚きました。
別腹っていうけれど、あのバラ丼食べた後でどうしてパンケーキが入るんでしょう?
問題なく入りました(笑)
こうして散策は無事終了。
この日の散策ルートです。
長年の懸案事項だった村岡マヨやきそばを食べることができました。
残る人生で片付けたかった残課題がまた一つ解決した良い日になりました(;^_^