Now or Never

今でしょ!

タイヤのひび割れはバーストの前兆?

明日から、家族選抜チーム3名+1匹で2泊3日の夏休み旅行に行ってきます。
車で房総方面に行く予定ですが、今日気がつけばガソリンがなかったので、給油とタイヤの空気圧チェックにGSに寄りました。

給油が終わって車に戻ると、ベテラン風のスタンドマン曰く、
「左前後のタイヤ、溝は未だ残ってますけど、側面にひび割れがあります」
「高速で走るとバーストの危険があるから、交換した方がいいですよ」

タイヤはこんな様子
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彼はもちろん、我が家が明日からドライブに出かけることなど、知る由もありません。
また、GSが輸入車用のタイヤを店頭在庫する筈もなく、営業トークとも思えません。

これを聞いて、同乗していた家族選抜チーム一同震えあがり、早速近所のタイヤショップを交換のために訪れました。
出てきた店主にわけを話すと、タイヤを一瞥もせずに、
「最近はタイヤの製造年が簡単にわかるようになって、古い在庫品が嫌われるため、どこのタイヤショップでも大量在庫を置かなくなったからねえ」
「買う買わないはおいといて、今日入手可能か在庫を確認してみます」
とか何とか言いながら、早速ブリジズトンとダンロップの卸問屋に電話をして在庫を確認していましたが、適合するタイヤが全然ないとのこと。
メーカ在庫を取り寄せるには2~3日かかるようで、アウトです。
「この辺の店を回っても、同じ所に問い合わせる筈なので、きっとないですよ」

下手すりゃ命に関わること。
それではと、ここは諦めずに全国チェーンの『オートバックス』へ。
ここのサービスマンは、
「先ずはお車拝見させてください」
と、いい入り方です。
そして、
「この個所のこの程度のひび割れなら、未だ慌てて交換する必要はないと思います」
「ひび割れしているので分子レベルの分解が進んでいますが、普通に乗ってる限りすぐにバーストするようなことはありません。固い異物を踏んだりするとバーストの危険性は高いですが、それは新品タイヤでもそうは変わりません」

取りあえず納得して、在庫の確認もせずに帰宅しました。
タイヤを見もしなかったショップの親父はおいといて、Gスタンドマンもオートバックスのサービスマンもカーメンテナンスのプロだと思いますが、何故これだけ見解に差が出るのか不思議です。

取りあえず、明日からの旅行では、道が空いていても阿呆みたいに飛ばすのを止めて大人しく走り、後日ホイールのインチアップを含めて買い替えを検討するつもりです。