ヤァ!ヤァ!ヤァ!

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原点に帰る ▷リフォーム vol.9

30年前に我が家の新築を依頼したハウスメーカーの営業Kさんにお越しいただきました。
当時の印象がそのまま残っていたんですが、既にお孫さんが2人いらっしゃるとのこと、時の流れを感じます。

早速、この家の断熱方式やリフォーム業者からの提案内容についていくつか質問しました。
今回確認できたことを整理すると、、、

・基礎の鉄筋を切るのは築年数を考えてもよろしくない
・外周の基礎を覆っているビニールは断熱シートで、地盤全体にも敷かれている
・床下エアコンは暖気が床下全体に行き渡るように基礎を設計する必要がある。考慮されていない家に導入しても効果があるかはやってみないとわからない。効果がなければファンの設置で対応が必要になる

そして勧められたのは、この家の性能を最大限活用するエアコンの24時間稼働による全館暖房でした。

もちろん同様のことを新築当時にも言われていて、確か当初は試してみたと思いますが、冬場は思ったほど家全体が温まることもなく、早々に終日稼働させるのはやめて、結局は個部屋にそれぞれエアコンを設置していきました。

Kさん言うには、

・1~2日エアコンを付けていても蓄熱効果は感じられず、実感できるまでに少なくとも1~2週間は必要
・1Fのエアコンだけでは確かに難しくて2Fのエアコンも動かして欲しい
・エアコンは自動運転とし、設定温度は所謂推奨温度よりも若干下げても大丈夫(暖房なら18~19℃設定)
・1Fと2Fの天井裏に設置してある24時間換気のファンは「強」で運転する
・風呂場の換気ファンも常時動かす方が良い

電気代がどのくらいかかるかも含めて、今回改めて試してみることにしました。


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このように話を聞かせていただいた上で、この家の断熱効果を更に上げる施工方法がないか訊いたところ「現実的で有効な方法はない」と、商売っ気のない回答が返ってきました。

・(上記の通り)床下エアコンは効果があるかはやってみないとわからない
・内窓を付けるのが有効だが、この家には「シャノン」という樹脂製で断熱性の高い二重サッシが既に付いている

後はせいぜい遮熱性の高いカーテンを設置するくらいだそうです。
実はリビングのカーテンは30年前の新築時に付けたままだったりするので、ちょうどいいかも😅


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Kさんのご意見を聞いて、今回のリフォームで断熱に関する施工は行わないことにしました。
断熱関連の工事を行うなら2社に対するプロポーザルも考えましたが、今回性能面を割り切ったことで、当初のリフォーム業者にお任せすることに決めました。

さて
後は機能面でどこまでやるかです。