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【狂犬通信 Vol.125】相模國高座郡・高木氏陣屋

高木氏陣屋は、海老名のコピー機製造会社工場から南に下り、新幹線のガードを過ぎたあたりの寒川町倉見に有りました。
高木氏は三河の国人・水野氏(徳川家康の母方の実家)の家臣で、織田信長に従っていましたが、主家の水野氏が勘気を被り、粛清されたため、徳川氏に従う事に成りました。
当主の高木清秀徳川十六神将の一人に数えられています。
関東に入部した徳川家康により、高木清秀は海老名近辺に領地を与えられますが、弟の高木清方にも倉見村で650石が与えられました。
この高木清方の領地支配の拠点が倉見の陣屋です。 付近は完全に宅地化され、遺構は残りませんが、付近の発掘調査では畝堀が発見されました。(寒川町のHPに写真が載ってます)
旗本高木氏(兄の清秀の家系は大名)は、明治迄続きますが、後に領地変えと成り倉見を離れますが、一族の中には帰農して土着した者も居たようです。
倉見は、お家から近いですが、今まで全く知りませんでした。(≧∇≦)

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※内容に誤りがある事があります。(by 綾瀬の狂犬氏)