ビートルズの「Get Back」
結局5日かけて観ましたが、夜更けを待って観るのが楽しみな数日間でした。
メンバー間の確執が強調された映画「Let It Be」に比べると、もちろんカメラは意識していますが、メンバー同士はもちろんのこと、彼らの家族や恋人、そしてスタッフとの絡みがフラットに収められていて、も~最高です。
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ところで、ほぼ同時代に撮られたストーンズの曲作りの一端が見られる映画が、小規模ですが劇場公開されています。
私はDVDでしか観たことがありませんが・・・
改めて劇場で観たいとは全く思いません。
作品への冒涜承知で言いますが、もしもたくさんカメラ回したなら、ストーンズの場面だけ編集してリリースしてもらいたいくらいです。
映画の内容もさることながら、何だかよくわからないのが・・・
ゴダールが撮って編集した「ワン・プラス・ワン」を、プロデューサーが無断で再編集して「悪魔を憐れむ歌」とタイトルも変更。
ロンドン映画祭でこれに気付いたゴダールがプロデューサーに殴りかかったと言うんだが、両方カップリングされているこのDVDで見比べても、その差幾ばくもない。
公衆の面前で殴りかかるほどでもないと思うのだが、、、
って言うかそれ以前に、プロデューサーはこの程度弄りたくて、わざわざ監督の面子を潰すようなことをする必要があったのか?
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以前、森進一が「おふくろさん」の冒頭に、作詞家に無断で台詞を入れて紅白歌合戦で歌ったところ、作詞家が大激怒。
以降、森進一が「おふくろさん」を歌えなくなった騒動がありましたね。
クリエイターにしてみれば、自身の作品を踏みにじる行為に映るんでしょう。
ちなみに、森進一が付けたセリフはこれ↓
「いつも心配かけてばかり
いけない息子の僕でした
今はできないことだけど
叱ってほしいよ
もう一度」
確か、その後森進一は謝罪のために東北在住の作詞家を訪れるも会ってもらえなかったのを、当時テレビのワイドショーで観た記憶があります。
そして、和解できないまま作詞家は鬼籍に入った記憶あり。
正に、、、
「今はできないことだけど
叱ってほしいよ
もう一度」
何か出来過ぎてるな。
あれっ、何の話だっけ(笑)