工具が揃って、ロードのリアホイールの歪みを矯正する準備が出来ました。
作業を始める前に、振れ取り台を使うための準備をします。
一つは、本体にベースをM8のボルトとナットで取り付けるのですが、、、
この通り本体内側が狭くて、レンチが入らない。
ナットを固定できないので、しっかりとボルトを締めることが出来ません。
何かコツでもあるのかと、製造元に尋ねてみたら、
製「何度か組み立てておりますが、組み立ての際裏からナットを指で押さえて表から六角レンチで締め付けるぐらいで特にコツはありません」
製「もし厳しいようであればナットを表側にして組み立ててください」
確かに指で押さえてもそこそこ締めることは出来ますが・・・
作業中に台のグラツキを感じたら、きっと血管が切れると思います。
ホームセンターで平ワッシャーを調達してから、、、
アドバイスに従って、ナットを表側にしてガッツリ締めました。
折角買ってきた平ワッシャーが余ったので、可動箇所にも投入。
これにて組み立て完了。
続いて慎重にセンター出しをして、いよいよ振れ取り作業にとりかかります。
早速、振れの出ている箇所を特定して、ニップル回しで締めてみると、、、
何だ?
この「チーーーン」って音は?!
取りあえず起きたことをこうして動画に残してから、他の箇所も締めていきますが、音の出ない箇所もあります。
要領を得ないながらも自分なりに締めるべき箇所を締めて、調整した気になりましたが、ちっとも振れが直っていません・・・
「もしや!」と思って、ニップルを回す方向をネットで確認したら、見事に逆!
締めるつもりが緩めていたのであります(笑)
そして、先の音の出る箇所を、締めたり緩めたりしながらよくよく観察してみれば、ニップルを回すことで一緒に捩れるスポークが元に戻る時に音が出ているようです。
もしやと思い、音が出ていない箇所のスポークをよく見れば、、、
危ない危ない・・・
捩れていました。
ニップルとスポークが固着していて、ニップルと一緒にスポークを捩っていたようです。
「何だよこれ、どうすればいいんだよお」と泣きながらネットを検索すると、こんな工具を見つけました。
スポークホルダー
早速、アマゾンで注文。
扁平スポークをペンチで挟んで作業する勇気が湧きません。
またも作業中断です。