この映画を知ったのは、ウォーキングしながら聴いている朝のラジオ番組でした。
特にブラックミュージックが好きってわけでもありませんが、ちょっと気になってネットで検索して見つけたのがこのサイト。
スライ、スティーヴィー・ワンダー、B.B.キングといった、ソウルミュージック音痴の私でも知っているビッグネームが登場します。
しかし、私を劇場に運んだのは、ハービー・マン、マックス・ローチ、そしてニーナ・シモンです。
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上映館が少ない上に、上映時間もかなり限られています。
市内では「T・ジョイ横浜」と鴨居のららぽの2館のみ。
まだ行ったことのなかった「T・ジョイ横浜」を訪れました。
「T・ジョイ横浜」を収容するJR横浜タワーを訪れるのも実はこれが初めて。
ビルの構造がわかってなくて、あやうく上映時間に遅刻するところでした。
相鉄の2F改札を出てそのまま直進して吹き抜けに出ます。
この時、上映開始時刻まで約10分。
「ああ、電車が見えらあ~」なんて呑気に写真を撮っていました。
ここからさらに直進して、店舗が並ぶフロアに入ってエレベータで8Fに上がろうとしたのですが、店舗フロアの入口が閉まっています。
10時をとっくに回っているのに開店前かい!
そして、ここから上へ下へ奥への大迷走が始まりました。
どうやったら8Fへ行けるんだ?
ウロウロしていて気付いたんですが、同じようにウロウロしている難民を何人も見かけました。構造的欠陥では?
とうとう降参して、来る時に見かけた吹き抜けの一角にあった観光案内所に飛び込んで事なきを得ました。
館内に入場した時、既に上映時間を回っていて、スクリーンには予告が流れていました。
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いい映画でした。
音楽の源泉となった出来事や時代背景の描写もよく出来ていますが、やはり何よりも音楽が素晴らしい。
「さあ、いい曲を作ろう!」
とか
「最高のギグにしようぜ!」
って感じじゃない。
淡々と語り始めたら、次々と湧いて来る感情に突き動かされて、気が付けば爆発しているって感じ。
予め綿密に作り込んだ「人工」感がないって言うのか。
「ソウルミュージック」とは、何て言い得て妙なんだろう。
・・・なーんて、還暦過ぎたこの歳になって初めて感じました。
特に響いたのはゴスペルです。
これまで、宗教を出汁にしたミュージカルみたいな印象があり(何かの映画の影響でしょうか?)軽い抵抗感を持っていましたが、、、
あの湧き上がってくるような興奮がちょっと理解出来た気がします。
聴かず嫌いでした。
でも、生きてるうちに目覚めて良かったのだ。
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一つ心にひっかかることが。
エンドロールが流れた後のあのワンシーンは何だったのだろう?
きっと、何かメッセージが込められているのでしょうが、残念私にはわかりませんでした(涙)
この映画をご覧になった方がいたら、こっそり教えてください。
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映画は昼過ぎに終わって腹ペコ。
せっかくなんで「ニュウマン」の中でランチにしようかと思ったんですが、、、
当たりをつけた店がどこも結構混んでいてやめました。
7月にオープンして未だ行ってなかったラーメン屋を目指して、地元に戻ります。
「特製醤油らぁ麵」をいただきました。980円也
「丼の下の方が熱くなっているのでご注意ください」
と言われて出てきたのですが、熱々感が私には物足りませんでした。
熱い音楽を浴びたきたばかり。
口の中をやけどするくらいの熱いラーメンが食べたかった(笑)