ほぼほぼ野外活動記

週末の超スローライフを綴ります ポタリング、釣り、キャンプ、ハイキング、散策、外飯、庭呑み・・・

【狂犬通信 Vol.93】遠江國周智郡・真田山城

真田山城は遠江一之宮、小國神社の南側約2kmの位置にあります。
この一帯は小國神社の社領であり、武藤氏が神職と地頭職を兼ねて支配していました。
この城は武田氏と徳川氏の抗争が始まった時期に武藤氏によって築城されたようです。
武藤氏は鎌倉期から戦国中期にかけて大宰府一帯を支配した小弐氏の一族(藤原姓で武州戸塚辺りに土着したから武藤なんですね)で、遠江目代を勤めた名族です。
長篠合戦の後、徳川氏の攻勢に耐えきれず武藤氏はこの地を逐われますが、一族の多くは高天神城に籠り、徳川氏と戦い続けますが、高天神城の落城と共に滅亡しました。
遺構は単郭の主郭に横堀を廻らせた戦国後期の小規模な城で、小國神社一帯を守る砦群の1つと思われます。
謎なのは、真田山と言う名前です。
この一帯には真田と言う地名は無いのに真田山という名前は不思議です。
真田昌幸が長篠合戦で二人の兄が討死するまで、武田信玄の命で武藤の名字を名乗っていた事に関係があるのでしょうか?
しかし、真田昌幸が名乗った武藤は、武田信玄の母方の大井氏の一族で、小弐氏系の武藤氏とは無関係な気がするのですが…。

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※内容に誤りがある事があります。(by 綾瀬の狂犬氏)