先日鉄道時計の記事を書いたばかり。
で、不思議なことが起きました。
亡くなった父の遺品を少しづつ整理しているのですが、昨日戸棚の奥からこれが出てきました。
一瞬我が目を疑いました。
このタイミングで?!
毎日躊躇なくポンポンと物を捨てているのですが
「おい、俺のこと忘れるなよ」
と言われた気がして、ちょっと背中が寒くなりました(^_^;)
このようなケースに入っています。
19型がぴったり収まるケースってわけですね。
リューズを巻くと動きました。
表面には「SEIKOSHA PRECISION」の表記。
スモールセコンド上に「SECOND SETTING」の表記がなく、実際にリューズを引いても秒針は回り続けます。
ってことは、昭和29年以前のモデル。
裏面に国鉄払い下げの証の刻印が、、、
この個体にはありません。
おそらく父が時計屋で購入したものと思われます。
鉄道には全く興味を示さなかった父が何故これを?
これまで、実用品(消耗品)以外でとっておきたいと思った遺品が正直全くなかったのですが、これは形見に残します。
以上、嘘みたいな本当の話でした。