町田市は、桜の開花時期に合わせて市内全域でお祭り・イベントを開催しています。
先日、私の大好き定番ポタルートの一つである恩田川をぶらぶら歩いて、桜を鑑賞してきました。
この成瀬付近の恩田川流域も、さくらまつりの会場となっています。
目指すは成瀬ですが、私の住む地域からのアクセスが意外と難しい。
今回は、神奈中の峰02系統十日市場行きバスに乗って「中山谷」バス停で下車。
バスに乗り込む際、行先を運転手さんに伝えるのに少々手間がかかりました。
そもそも、私が中山「台」と間違えて覚えていたのが発端でしたが^^;
お「なかやまだいまで」
運「えっ、どちらですか?」
お「なかやまだい」
運「このバスは中山には行きませんよ」
お「中山じゃなくてなかやまだい。遊水池前の次のなかやまだいです」
運「あっ、、、、なかざんやですね」
一つ手前の「遊水池前」で降りることも検討していたので、事なきを得ました(;^_^A
で、中山谷(なかざんや)です。
ここから、例の重忠道を意識して南成瀬の都橋に向かいます。
環四の中山谷交差点から脇道へ入っていきます。
東名高速をくぐった先、新道が開通する前は何度も車で通った、今は懐かしい泣坂を登って、
下長津田交差点でR246を渡った先。
その昔は長津田宿として栄えていた旧大山街道へ。
これは摩訶不思議な駐車場。
四駆専用でしょうか?(笑)
この料金メーターもかなり怪しいです。
これは、かつての長津田宿の東側の入口に鎮座する常夜灯。
長津田十景の一つだそうです。
その脇に、ここが旧大山街道であったことを示すサイン。
駅前の大通りも、R246のバイパスが出来てすっかり落ち着いた通りとなり寂しいくらい。
しかし、あのR246の交通量を考えると、もしもバイパスが出来ていなかったら恐ろしいことになっていたはずですね。
これが長津田宿の西側の入口の常夜灯。
常夜灯が安置されている坂を登った先は大石神社。
ここから、先ほどの地図で見つけた「鎌倉古道」が気になって・・・
「もしや、これこそが畠山重忠が鶴ヶ峰に向かった道か」と、目的も忘れてその方向に辿って行けば、長津田小学校の先で道を失う。
この後迷走が続きますが、横浜線と田園都市線をアンダーパスする道を見つけて、
何とか大迂回を避けて、線路の北側に渡ることができました。
鎌倉古道は次回ポタで来る機会に検証しよう。
東急の長津田検車区の北側、長津田町と南成瀬の境、即ち神奈川県と東京都の県境付近のラビリンスを歩いていると、このような碑を発見。
読めば、何とも理不尽な歴史の事実。
恩田川が削った河岸段丘を、川沿いへと降りていきます。
先日は地蔵坂を自転車で登りましたが、この日はこの与兵衛坂を歩いて下りました。
さっきの原嶋源右衛門談とはうってかわっていい話じゃありませんか!
で、やって来ました恩田川。
この頃、天気予報に反してポツポツ雨が降っていましたが、なかなかの賑わいです。
ことに、さくらまつりの恩田川会場になっていた町田市立総合体育館前は、人でごった返してとんでもないことになっていました。
大道芸人がジャグリングで人を沸かせています。
スタッフの方が嬉しそうに、
「始めて日刊スポーツで取り上げてもらいました」
と、特別版を配っています。
気が付けば、雨は上がって好天に。
早朝、一人で静かにひっそりと桜を鑑賞するのもオツですが、やっぱりこうして活気がある方が、お花見らしくて楽しいですね!
この後も、のんびり恩田川沿いを楽しんで、
会下山橋まで歩いたところで、すっかりお腹が空いたので、お花見を切り上げ。
成瀬から中山まで横浜線に乗って、
中山でランチを食べてから帰宅。
こうして桜を観ながらぶらぶらして、すっかりリフレッシュできました。
今週末もぎりぎり桜を楽しめそうです。
さて、どこへ行こうか