これは日曜日の散策の記録です。
数年前は、休日にちょくちょく散策に繰り出していました。
散歩以上~ハイキング未満って感じで、概ね15,000~20,000歩程度を目安に歩きました。
交通事故で一時期自転車に乗れなくなったのがきっかけで、最初は自宅のある区内を中心に歩くようになりました。
すぐに区内では新鮮味がなくなって、都筑区、鎌倉七口、円海山周辺、鎌倉古道とテーマを決めて歩くように。
そして、多摩丘陵のフットパスに照準を合わせた頃、原因不明の病で歩くのが困難になり、長い距離の散策は封印。
その後、病名も判明し、対処療法ではありますが手術を行って、今ではほぼ元通りに歩けるようになりました。
ただし、相変らずのウェイトオーバで、以前のように歩き回ってさらに膝を痛めるのが心配で、なかなか歩くことに前向きになれません。
「さあ、またあの頃のように歩こう!」
とは思うのですが、なかなか以前のように、わざわざ電車やバスを使ってちょっと遠くへ出向いてまで無邪気に歩き回る気力も湧かず。
桜や紅葉の頃ならまだしも、これといって目を惹くものもない季節、特にやたら暑くてスズミバチが飛び回る夏は全く歩く意欲がなくなっていました。
ここに来てようやく涼しくなってきたところですが、今度は週末になると空模様が不順で雨や曇天ばかり。
そんな中、この日曜日は久しぶりに青空一杯の爽快な空模様で散策マインド急上昇。
ちょっとした用事も兼ねて、泉区を歩いて来ました。
ところが、歩き出してみれば、爽快どころか、夏に逆戻りしたかのような暑さでグロッキーでした^^;
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歩いたのはこんなコース。
相鉄線ゆめが丘駅を起点に、ルートに従って立場まで。
立場で用事を済ませてからは、いずみ中央駅まで長後街道を歩いてゴールとします。
ゆめが丘駅に向かう電車は、相鉄の新鋭20000系。
出だしからついています!
ゆめが丘駅前は相変らずのんびりしていますが、、、
かなり大規模な再開発が始動したところ
駅前で畑が見られるのもあと数年かも知れません。
先ずは、駅の東方を流れる和泉川に向かいます。
四ツ谷の湧水。
以前、ポタで立ち寄ったっけ
第六天神社は、以前瀬谷の八福神巡りで訪れました。
ので素通り^^;
泉区のガイドにも掲載されている矢澤家の防風垣は、未だかつてみたことのない立派な柘植(多分)の生垣。
後から思い返すと、この生垣がコース上の最大ハイライトでした。
くりぬいた穴が、まるでネズミの通り道のようです。
続いて深見通信所跡
西の空が晴れていれば富士山が大きく望めた筈なのに・・・
広大な敷地は、所々野球場として再利用されています。
何だかもったいない気もしますが、再開発によってマンション・住宅や商業施設が立ち並ぶことを考えれば、このままでいいのかも
施設跡を通り抜けて、村岡川(別名「宇田川」)へ。
村岡川は境川の支流で、御霊神社を水源とし、戸塚区俣野町で境川に合流します。
この付近では、暦月名を付した橋が連なっているので、コンプリートするぞ^^;
先ずは睦月橋
続いて如月橋
あまり変わり映えしないので、この先省略させていただきますm(_ _)m
こうしていかにも後年後付けの名前の橋が続きますが、ちょうど真ん中辺りに「かばた橋」があります。
これだけは、古くから架かる橋のようで、暦月名に改名することなく橋名を残したようです。
文月橋から暦月名に戻ってさらに続き、これがラス前、霜月橋
さあ、いよいよ最後です。
当然、師走橋で見納めのつもりでしたが、最後の筈の師走橋が見あたらない?
霜月橋のお次は、中下橋・・・
川を挟んだ近辺の宅地化によって新たに架けた橋が11しかなくて、「師走」の名が浮いてしまったってことでしょうか?
おそらくは、これらの橋名を定める時に、町の長老と若手有力者の間で、こんな議論があったのでしょう。
若「古くから架かる橋を含めて、ここにはちょうど12の橋が架かります。「皐月」とか「神無月」といった暦月名を橋の名前にして、この町のシンボルとするのはいかがでしょう?」
長「わしも賛成じゃ。ただし『かばた橋』だけは古くからかかる由緒正しい橋で、名前を変えるのには反対じゃ」
若「それでは『かばた橋』の名は残して、12の橋の上流側に架かる『中下橋』の名前を変えますか?」
長「いや、『中下橋』も同様、古より残る橋名。なくなるのは惜しい」
若「では、下流側に架かる『中田橋』の名前を変えましょう」
長「馬鹿もーん!町名を背負った橋の名前を変えることは町名を軽んじることに等しい。『中田橋』の名を変えるなんてもっての他じゃ!」
若「じゃあ、どうすれば?」
長「全部で11橋。師走橋の名を諦めればすむ話。全部なくてもよかろうが」
少々残念な幕切れでしたが、こんな妄想で自分なりに納得。
さらに上流ヘ向かい長後街道に出ます。
立場付近でちょっとした用事を済ませてから、長後街道沿いにいずみ中央駅まで歩いて散策終了。
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泉区も、ほとんど地元みたいなもの。
ちょっと歩けば、いつか見た風景に行き当たります。
今後、新鮮味を求めて歩くターゲットを定めるならば、もうちょっと馴染みの薄い場所の方が良さそうです。