群馬県
小泉城は東武小泉線の小泉町駅西側にあります。戦国期に一帯の領主であった富岡氏の居城で、小田原征伐後に廃城となりましたが、江戸期の大名の居城並に立派な遺構が残ります。富岡氏は結城氏の一族で、永享の乱で自刃した鎌倉公方・足利持氏の遺児、成氏が…
深沢城(神梅城)は五覧田城の南西5kmに築かれている、阿久沢氏の居城です。五覧田城とセットで根利通の南側を押さえる役を担いました。この城の面白いところは、断崖に面した主郭と思われる郭が廻りの郭より低い位置にあり、丸見えである点です。更にこの郭…
五覧田城はわたらせ渓谷鐵道花輪駅の西側に築かれた山城です。永禄9年、碓氷峠を越えて上野に侵攻した武田勢は山内上杉氏の重臣・長野氏の箕輪城を陥落させ、西上野の支配を確実なものとします。これにより、上杉謙信が関東に出陣する際に使用していた。赤城…
沼田城は沼田市街の西の外れ、利根川が台地を削った縁に築かれています。在地の国人・沼田氏の居城でしたが、三国峠を越えて平地に出た平地にあり、街道の結束点でもある要地のため、上杉謙信が関東侵攻の拠点として接収しました。以降は上杉氏の拠点として…
名胡桃城は関越道の月夜野ICの利根川の対岸に位置する城です。この城は小田原北条氏の致命傷と成った名胡桃事件の舞台と成った城です。天正17、小田原北条氏の豊太閤帰属の条件であった沼田領問題は利根川以西を真田領とする小田原北条氏にとっては不満の残…