Now or Never

今でしょ!

【狂犬通信 Vol.12】法印の首塚

法印の首塚は、R413を山中湖方面に向かい、山梨県との県境にある青根集落の外れにあります。
永録12年、小田原を襲撃した武田信玄は、三増で追撃する北条勢を破り甲斐に撤退します。
大山山麓にある日向薬師は、北条氏から手厚い保護を受けていたため、御家の危機に自分達も働こうと、日向薬師の僧兵達が、武田勢を襲撃すべく。山道を先回りして、青根で武田勢を待ち伏せします。
しかし、僧兵達の多くは、武田勢の逆襲によって多くが討死してしまい、住民の手により。この地に葬られたと伝わります。
武田勢は本隊は甲州街道を通ったと思われるため、別行動をとっていた都留郡を領地とする小山田勢、僧兵は多くても100人程度と思われます。
僧兵達の評価は別れるところですが、教科書には載らない歴史の1頁ですな。

f:id:toei-sportif:20200219203803j:plain

f:id:toei-sportif:20200219203814j:plain

f:id:toei-sportif:20200219203825j:plain

※内容に誤りがある事があります。(by 綾瀬の狂犬氏)