先週の日曜日。
2015年から土日限定で開放された池子の森自然公園に行ってきました。
2015年当時は、鎌倉歩きや鎌倉古道歩きに夢中。
池子の森も興味津々でしたが、劣後となって行きそびれているうちに膝の故障で歩く機会を失い、そのまま忘れていました。
JR引込み線と京急の分岐路を見学に前回訪れたのは、2014年のこと。
今回も早速カメラを向けると、オレンジ色の文字が点滅しています。
NO CARD
うわ~、何てこった!
やっちまったよ_| ̄|〇
No card, no life
カードがない人生なんて・・・
いや、俺にはスマホがあるじゃないか!
と、気を取り直して池子に向かいます。
神武寺第1踏切を渡ります。
1,435mm幅の軌条と1,067mm幅の軌条が並んでいますが、、、
1,067mm幅の軌条は、神武寺駅上りホームの裏手で、普段はゲートで遮断されています。
鉄道ファンならもちろんご存知、東急車輛製造専用線。
金沢文庫にある総合車両製作所(旧東急車輛製造)とJR逗子駅とを結ぶ車両搬出入専用線です。
京急の金沢文庫と神武寺間は三線軌条で京急との併用線となっていますが、神武寺からJR逗子駅間は京急と別れて短絡線となっています。
この短絡線は、かつて池子の森弾薬庫へと向かう引き込み線の一部。
ちょうどこの踏切付近から向きを北側に変えて、弾薬庫へと向かっていました。
これは、小学生の頃、宝物だった昭文社の地図
山の中へとくねくね分岐して伸びている鉄道は何だろう?と疑問だったものです。
踏切を渡ると、ほぼアメリカ
右手に米軍住宅のゲートがあります。
そして、正面が池子の森自然公園へのゲートで、この通り日曜日なので自由に入れます。
目指すは「子ども遊び広場」
道は、引込線の筋をなぞって進んで行きます。
駐車場の先に進むと左手に散策路の案内が現れる。
これに誘われるように、引込線の道筋から外れて坂を登って行きます。
大きな岩の展示
シロウリガイの化石だそうです。
ここからは、ハイキングルートの様相。
廃線跡を見に来たのですが、もう止まりません。
こんな看板があったのがほぼ頂上でした。
せっかく登ったのに、これといった見所がないまま下っていきます。
一番嫌なパターンだ。
そして、さっきの道のトンネル抜けた先に降りて来ました。
徒労感強し^^;
この地点、道路を挟んで反対側が「子ども遊び広場」です。
ほとんど埋もれてはいますが、すぐに目に飛び込んできました。
この辺り
おおっ、これは・・・
やはり、ポイントだ!
小学生の頃、地図を見ては「これは何だろう?」と疑問だった鉄道軌道を、とうとう目の当たりにした瞬間!
しかし、意外や感慨は浅く、さらに奥へと深入りすることなく、元に戻って公園の先へ。
腹が減っていたんです^^;
芝生が広がる広場では、多くの家族連れが幸せを堪能中。
日米住人が何事も無く共存して、一見平和の象徴にも見える場所ですが、全面返還に向けての運動は今も続いています。
印象的な竹
ホタル生息地
やぐらもあります。
これはやぐらの跡なのか弾薬庫設備の跡なのか?
弾薬庫時代の石垣と思われます。
案内図では一番のアイキャッチの池は、葦が茂ってよく見えません。
この先がドン付き。
思ったほど広くはなかった。
久木口まで戻って、次の目的地に向かいます。
JR横須賀線の新宿踏切を渡ってから、屋敷通りを歩いて行きます。
一瞬驚いた!(笑)
逗子海岸に出ました。
葉山方面
小坪方面
ウィンドサーフィンの競技が行われていました。
田越川の河口。遠くに江の島が見える。
目的地はここでした。
この日の散策に同行した配偶者のリクエストです。
なぎさバーガー
フレンチトースト(抹茶ジェラートと小倉あずき)
普通に旨かった。
雰囲気良し。
幸せ気分に浸った後は、田越川沿いに駅に向かいます。
京急で横浜まで帰って来ると、開店したばかりのタックルベリー横浜五番街店で王禅寺の前売り券購入。
夜来るとデンジャラスな地帯です(笑)
居抜き感丸出し。
ここ何だったっけ?
2万歩近く歩いたのは久しぶりでした。