国際金融取引やスズキの乗用車の話ではありません。
そもそも「ス」イフトじゃなくて「ズ」イフトだし^^;
ZWIFTとは、オンライン上に設けられたサイクリングコースを、自身の自転車とローラー台でバーチャルに走行できるサービスです。
一人で淡々と走るも良し。
他の参加者とグループ走行やレースも楽しめます。
退屈だったローラー乗りが、それなりに気がまぎらせるようになるのは間違いなし。
これまでローラーに乗っていると、予定していた終了時間に早く達しないかと時計とニラメッコしたり
はたまた、時間を気にしないようにあえて時計に視線を合わせなかったり
退屈を克服することこそが継続のコツでした。
ZWIFTの存在を知って、今回ローラー乗りの再開を楽しみにしていました。
始めるにあたって、持っている機材を活かして出費を最小限に抑えました。
新たに購入したのは、、、
ant+USBドングル
ケイデンス+スピードセンサーとハートレートモニターのant+信号を受信して、USBでPCに伝える役目を果たします。
そして、走行中にPCをモニターするために、ノートPCを支える台。
カメラ用三脚に取り付けるように出来ています。
三脚は手持ちのものを使用。(俺って三脚持ってたんだ^^;)
早速試してみると、、、
なるほど!
自分の後姿と、刻々と変わっていく回りの景色から目が離せなくなります。
時間が経つのも忘れそう。
しかし一つ大きな問題が・・・
抜かれます
抜かれまくります
他の参加者とのランデブー走行を楽しめるかと思いきや、ほぼ100%、物凄い勢いで抜かれる一方なのだ!
ZWIFTは、大勢の参加者の走行を同じ画面上で同時に再現するために、それぞれの参加者の出力に応じてスピードを再現しています。
なので、出力を計測するためのローラー台(スマートローラー)あるいは自転車に取り付ける計測器(パワーメーター)が原則必要です。
ただし、どちらも持っていない私のようなシブチンのために、ケイデンスセンサーからのケイデンスやスピード測定値等に応じてパワーを算出する機能も用意してくれています。
しかし、所詮は想定値、3本ローラーでの参加者がどれだけの負荷をかけているかなんて知る由もないから、算出される出力やそれに応じたバーチャルコース上の走行スピードも誤差が発生します。
私の環境の場合、ケイデンス90rpm前後で回すと出力は概ね60Wくらいに表示されます。
あるサイトによれば、
「全くトレーニングをしていない普通の人が自転車で出せる最大のパワーは90W位」
ってことです。
確かに貧脚ではありますが、ポタorローラーでそこそこ自転車に乗り慣れているにも関わらず、ヒーコラ漕いでもたったの60Wかよ・・・
最初は、ZWIFTの算出ロジックを疑い、「やっぱ3本ローラーじゃ駄目なのかなあ」と諦めていたのですが、はたと気付きました。
私のローラー乗り用の愛車は46×18のシングルスピード。
ギア比2.56です。
これを、11sのBianchiロードに例えると、50tのアウター×19くらい。
嗚呼何と、私はこれまで、無負荷のローラー台の上を、50×19相当のギア比で踏んでいたのか・・・
これまで気にしたことなかった、ローラー台での平均速度を過去のログで見てみれば、概ね25kph前後!
そこでBianchiでローラーを踏んでみました。
無理しない程度にギアを上げると、平均速度は33kphに改善、出力も無理なく100Wは超えました(ホッ)
抜かれる数:抜かす数は、10:0から8:2くらいに改善・・・
やっぱ貧脚じゃん・・・_| ̄|○
でも、これなら頑張り甲斐はありそうです。
で、ZWIFTの継続を前提に、ローラー乗りをこれからどうするか?
【案1】これまで通り46×18のシングルスピードで継続 難易度★
・抜かれまくる屈辱との闘い
・他者との競争や協走は味わえない
【案2】Bianchiでローラーに乗る 難易度★★
・ローラー踏む度に、Bianchiを2Fに運んで、また戻す必要あり
・ローラー用に買った自転車の行き場がなくなる
【案3】ローラー用自転車(PROGRESSIVE SS-10)のギア交換 難易度★★★
・コグを11tに交換すれば、ギア比は4.18となり、Bianchiのトップギア相当になる
・それともチェーンリングを60tに替えるか
・面倒くさい・・・って言うかコグ交換の知識・スキルなし。俺に出来るのか
案3かなあ~
もしくは、ZWIFTを諦めるか